おかかごはん 
updated Feb. 05 2000

第16回 「ローストビーフ」

たまオリジナルのソースが自慢です。
簡単でおいしいソースを長年研究した成果?ですが、作り方を公開しちゃいます。
ポイントはソースと、焼け具合のチェック方法です。


牛肉の塊を糸で縛り、型くずれを防ぎます。
肉は大きなほうがおいしく出来ます。
軽く塩、胡椒をしておきます。
フライパンを熱して油を少し入れます。
強火で肉の全ての面に焼け目を付け、後の工程で旨みが逃げないように壁を作ります。
そのままのフライパンで余り野菜を炒めます。
今回はタマネギ、人参、三つ葉が入っています。
オーブンの天板に炒めた野菜を敷いて、その上に肉を乗せます。
野菜で肉が天板に焦げ付くのを防ぎます。
  
250゜Cに熱したオーブンに入れて焼きます。
20分はかかると思います。
途中で焼け具合を見ます。
金串または竹串を肉の真ん中にさします。
串を引き抜く時に、親指でどこまでが肉に入っていたか印をします。
肉の中央にあたる部分の串を、下唇に当てて温度を見ます。
冷たければ、焼きが足りません。熱いようですと焼きすぎです。
暖かくて、そのまま唇に当てていられる位になっていれば、中まで火が通っています。
いよいよソースを作ります。
肉を取り出したあとの天板を火にかけ、ワインを加えます。
ここにおろしショウガを加えます。ワインの半分位の醤油を加えて煮立たせます。
これをこして特性ソースの出来上がりです。

このソースには肉の油が入っていて少しこってりしています。
あっさりした味にする場合は、鍋でワイン2,醤油1におろしショウガを加えて煮立たせても結構です。
肉は15分以上そのままにして置き、落ち着かせます。
焼きたてすぐに切ると、肉汁が流れ出てしまいます。
暖かい時は5mm以上の少し厚め、冷たい時は薄く切るとおいしいと思います。
出来上がりです。
肉が冷たい時もソースは暖めてからかけて下さい。