おかかごはん 
updated Feb. 01 '99

第4回 「お好み焼き」

広島焼きと呼ばれるお好み焼きです。
鉄板がなくてもフライパンでちゃんと作れます。


材料を準備します。一人分です。
小麦粉を水で溶きます。天ぷらの衣位にゆるめに作ります。
キャベツは3〜4枚を5mm位の幅に切ります。もやしもたっぷり準備します。
ネギは青くなければなりません。関東ではほとんど作られていないので、今回は博多の万能ねぎを使います。 7〜8本を5mm位に刻みます。ここまでが基本部分です。
オプション部分として今回は豚バラ肉が5枚位、おつまみとして売っているイカフライを1枚用意します。
これで「豚、イカ天」になります。イカ入りといっても生のイカは入れません。
その他オプション部分はいろいろなものを入れて下さい。
フライパンに油を少し入れて熱しておきます。
水とき小麦粉をレードル(お玉)の底で薄くのばしてクレープ状にします。3mm位が目標です。
厚さのむらがあっても構いません。フライパンの底全体に広げます。
おかかとコショウをふっておきます。
ここで火は弱火にしておきます。
キャベツ、もやし、ネギの順に乗せて行きます。
ここで厚さは10cm位になります。初めて作る人の脳裏に不安がよぎります。
ここで上から手のひらで押さえて少し薄くしておきます。湯気が出てくることがあるので 火傷にはきを付けましょう。
その上に豚バラ肉を広げて乗せます。
最後にイカ天(イカフライ)を乗せます。
あげ玉があればここでふりかけます。
残った水とき小麦粉をレードルに1杯位回しかけます。 少ないかなと思われるでしょうがこれで十分です。

少し焼き色が付いたところでひっくり返します。
2本の返しを使って一気にひっくり返します。思い切りが大切です。躊躇したら失敗します。
形を整えながら上から押さえつけます。
ジュージューと音がします。これで余分な水分が抜けながら、中が蒸し焼き状態になって行きます。
十分に焼き色が付くのを待って、卵を1個入れます。
別容器にあらかじめ割っておいた卵を、お好み焼きを持ち上げた下に流し入れます。全体に広げるならば上から 軽く押さえます。今回は押さえていません。
卵が焼けたら再びひっくり返します。
今度は1回目よりもずっと簡単です。
美味しそうに焼き色が付いていれば出来上がりです。
表の焼きが足らない場合はここでちょっと焼き足します。
皿に移してソースをかけます。
やはり広島焼きには「オタフクお好みソース」でしょう。
最近は都内のスーパーでもよく見かけます。以前は広島から取り寄せる人もいたとか。
お好みソース以外にも焼きそばソース、スパイシーソース、キムチ味ソース等バラエティーも 増えています。青ノリもここでかけます。

オタフクソースのHPは
http://www.otafuku.co.jp/
 
出来上がりです。
なぜか横にビールが。