おかかごはん 
updated Jan. 01 '99

第3回 「堅焼きソバ?」

20才を過ぎて初めて食べた物に堅焼きソバがあります。
その堅焼きソバを別の食材で作って見ました。
えっ、と思われそうですがパリパリととっても美味しく出来ます。


あんの材料を準備しておきます。中華料理はスピードが勝負ですので前もって 全てを適当な大きさに切っておきます。
野菜はもやし、白菜、乾し椎茸、人参、キャベツ、いろどりに今回はきぬさやを 使いましたがアスパラでもきれいにできます。
その他、冷蔵庫の中の余った野菜を利用して下さい。
肉は豚肉を使いました。
麺を作ります。
そうめんをゆがきます。そう、これが中華麺の替わりになります。
普通に数分ゆがいて、透明感が出てくればゆであがっています。
隣りのフライパンには油を入れて170度位まで熱しておきます。ここがポイントです。
ゆであがったそうめんを箸ですくって隣りのフライパンに直接入れます。 ちょっと水分を切るだけですぐに入れて大丈夫です。
熱い油に水分を含んだ麺が入るので不安ですが、思い切って入れて下さい。 怖がってちょっとだけ入れたりすると却って油はねのおそれがあります。
まず最初に多くの量を入れればフライパン全体は泡立ちますが、油はねは起きません。
箸で全体が均一な厚さになるようにほぐします。
中火で麺の水分を飛ばして行きます。
だんだんと麺が堅くなって、全体が板のようになって来たら、裏返します。
狐色に色づいたら紙の上に取って油を切ります。
色づき始めるとすぐに全体の色が変わって来るので、焦げすぎないように注意して下さい。
あんを作りましょう。
準備しておいた野菜と肉を炒めます。
8割ほど火が通ったら味付けをします。
まず、鳥がらスープをいれます。たまはいつもインスタントの顆粒で手を抜きます。
椎茸の戻し汁、日本酒、塩、コショウ、醤油、オイスターソース、砂糖少量(オイスターソースを入れるときは なぜか必ず砂糖を入れるのだそうです)を入れて味を見ます。

味付けが終わったら、水とき片栗粉でとろみをつけます。
片栗粉は一度に入れず、少しづつ入れましょう。入れすぎは決して元には戻せません。
麺にあんをかけて出来上がりです。
そうそう、麺の下の紙を取るのをお忘れなく。
お好みでからしを添えていただきます。