東南アジアでも最大級の規模を誇る国立博物館。収蔵品は1000点以上。 先史時代から現在まで、芸術品が年代を追って整然と陳列されており、歴史ものが好きな人にはおすすめである。 入場料は20B(76円)。収蔵品はすべてタイ仏教美術の変遷といって過言ではない。 有名なドヴァーラヴァティ美術(6〜11世紀)、シュリーヴィジャヤ美術(7〜13世紀)、 スコータイ美術(13〜15世紀)、アユタヤ美術(14〜18世紀)を鑑賞することができる。 |
我、ムエタイを観戦す |
隣国との領土争いを繰り返していたタイで、自然発生的に生まれた”素手で相手を仕留められる技”が現在のムエタイの原点。 第二次世界大戦後にはボクシングと結びつきスポーツとしても確立したが、立ち技の格闘技としては世界最強といわれている。 スタジアムは王室系のラーチャダムヌーンと陸軍系のルンピニの2つがあり、写真は前者。 試合前から多くの人が集まってすごい熱気だった。試合開始は夕方に始まり、3〜4時間楽しめる。 場所はカオサン通りからタクシーメーターで10分ほど。 |
試合は一晩に付き10試合ほど行われ、無名選手のファイトからメインファイトへと試合が進行していく。 試合形式は5ラウンド制で1ラウンドは3分。 そして試合前にタイの伝統音楽が場内を包み、リング上で選手達により「ワイ・クルー」という独特な踊りの儀式が行われる。 席はリングサイド800B(3040円)、2階席450B(1710円)、3階席230B(874円)と分かれているが、 リングサイドは日本人や欧米人だけしかおらずかえって拍子抜け。タイ人の熱狂ぶりを体感する為にも、2階席がベストだと思う。 それにしても皆の熱狂ぶりはものすごく、歓声と怒号が入り交じって地鳴りがするほどであった。 尚、写真では立ち上がって手を振っている人が見えるが、これは賭博の胴元。 タイでは賭博は全面的に禁止されているにもかかわらず、半ば公然と行われているのには驚きである。 とにかく、ムエタイはタイに行ったら是非とも観戦しておこう。 |