タイでも指折りの名門校・タマサート大学の正門前。構内へは学生以外の人でも自由に入ることができる。 私はタイの高等教育の現場に関心を持っていたので(少し大袈裟)、ちょっと覗いてみた。 構内は400mトラックの大きなグラウンドを中心に、それを取り巻くようにして校舎がびっしり建っていた。 写真のように学生は白のYシャツに黒のスラックス(スカート)という制服であった。 茶髪の人もいないし(当たり前)、歩きたばこをしている人もいない。 明るくてにぎやかだったが、うちの大学のような喧燥・雑多というイメージは全く感じられなかった。 みんなさぞかし真面目に勉強しているんだろうなぁ(汗)。 |
バンコク一の歓楽街、パッポン通り。昼間は閑散としているが、日が暮れる頃になると俄然活気を帯びてくる。 通りにびっしりと土産物屋が並び、観光客などでごった返す一方で、ゴーゴーバー等の店が妖しいネオンを放ち出す。 ポン引きがしつこいくらいに勧誘を繰り返し、さながら新宿の歌舞伎町のような喧燥であった。 |
一度はお約束の観光地へ |
1782年、現在も続くラタナコーシン(バンコク)王朝がチャクリー王(ラマ1世)によって建国された際、 新たなる王朝の中心として建設されたのが王宮とその隣にあるワット・プラケオである。 写真はワット・プラケオ本堂。 確かに豪華で迫力はあったが、観光客向けに順路まで整備されており”ココハ観光地デス”というにおいがプンプンした。 そして観光バスでひっきりなしにやって来る団体ツアーの東洋人。どうやら東洋人は集団行動が好きらしい。 そんな所がちょっと・・・であった。拝観料は125B(475円)。完全に外国人向け。 |
1788年にラマ1世によって建立された、バンコク最古にしてタイ最大の寺院、ワット・ポー。 拝観料20B(76円)。 ここの見どころは何といっても”リクライニング・ブッダ”の愛称で親しまれている巨大な寝釈迦像。 長さ46m、高さ15mの仏像は金色に輝き、お堂のほとんどを占めている。 ここに横たわる寝釈迦の姿は、仏陀が悟りを開き、涅槃の境地に達したことを意味している。 その足の裏には、須弥山図、捧げ物、神々などのバラモン教の真理が108面の螺鈿細工画に描かれている。 足の裏に土踏まずが無いのは、その人が超人であることを示すブッダの32の身体的特徴の一つとも言われる。 とにかく、この寝釈迦様はまさに圧巻そのもの。是非チェックしておきたい。 またワット・ポー内部にはタイ・マッサージの施術を受けられる所がある。 30分100B(380円)、1時間180B(684円)。 タイ・マッサージは有名なので私もやってもらったが、感想としてはただくすぐったい、それに尽きる。 体がこっている人でないと意味が無いのかも。 |