クタム島の道路と家々。 クタム島ではこのように家も学校も商店も、みんなぬかるみの上の高床式建物である。 そして道路も紛れも無く板張り。よって自動車は一切無いく、自転車やバイクが交通機関となっている。 子供たちが板の道を自転車で走りまわって、ゲームセンターに行ったり駄菓子屋に行ったり・・・。 所々板がいたんで穴の空いた道路を歩きながらそんな子供たちの姿を見ていると、 何とも懐かしく、また不思議な光景だとつくづく感じさせるのである。 なお、船着き場から続くメインストリートにはシーフードレストランが何軒かあり、 カニやエビの中華風料理が安く食べられる。 |
バタワースからタイ入国へ |
マレー鉄道で、KLに加えてもう一つの乗換駅がバタワースである。 そのバタワースの沖合いの目と鼻の先にあるのがペナン島である。 美しいビーチで有名なマレーシア最大級のリゾート地であり、1年中世界中からの観光客で にぎわっている。写真はバタワースとペナン島を結ぶ連絡船上(0.6RM=約19円)から。 対岸にペナン島の中心都市ジョージタウンの街が見える。 マレー鉄道で移動している場合は、必ずバタワースで乗り換えとなる。 列車によっては乗り継ぎで何時間も待たねばならないこともあるので、 せっかくだからペナン島に立ち寄ってはいかがだろうか。 |
標高692m、ペナン島最高地点がペナンヒルである。 かつて、常夏の国マレーシアを支配していたイギリス東インド会社が避暑のためにケーブルカーを 1922年に敷設したことが開発の始まりである。 頂上は気温18度と涼しく、またジョージタウンや海が一望できる。 ケーブルカーは往復で4RM(128円)。 写真はペナンヒルの頂上で知り合った、マレー人の女子大生(19)達。 マレー半島東海岸のコタバル(Kota Bharu)からピクニックに来たという。 |
バタワース駅。近くに港はあるが何とも閑散とした駅である。 北上する場合はここでKTMからタイ国鉄へ乗り換える。 ただし、国境越えの列車は1日1本である。 国境の駅、パダンブサール駅に列車が到着したらまず一旦荷物を持って列車を降り、 マレーシア側のイミグレーションで出国手続きをする。その後同じ建物内にある タイ側のイミグレーションで入国手続きをすれば良い。 列車は乗客の手続きの為に1時間ほど停車する。 出発するといよいよタイ入国である。 |