サンチャゴ砦。 1512年、オランダとの戦いに備えるためにポルトガル軍によって建造された要塞である。 海上交通の要衝マラッカは、軍事的にも重要拠点だったのである。 入場料等は特にない。また隣にはマラッカ・スルタンパレスがあり、マラッカの歴史に まつわる展示を見学することができる。入場料1.5RM(48円)。 |
サンチャゴ砦の丘の頂上からのマラッカ海峡の眺め。 海岸線の泥色に濁った部分と沖合いの青い部分のグラデーションが見事な海には、無数の大型タンカーが行き来している。 ただ、海峡の向こう岸が見えるわけではないので、ここは海峡だと直接的に実感できる訳ではない。 夕方になったら海岸沿いへ行ってみよう。潮風がきついが、きれいな夕日を拝むことができるだろう。 地元の人々のちょっとしたデートスポットとなっている。 |
高層ビルの立ち並ぶ大都会、クアラルンプール |
17世紀末、スラウェシ島から移住してきたブギス人がクラン川流域に定住し、 18世紀にスランゴール王室を開いた。19世紀半ば以降、中国人がスズ鉱山を開発するに ともない舟着き場であったクアラ・ルンプルが都市に発展し、やがてイギリス人による マラや支配の中心地となる。 第二次大戦後、マラや連歩の首都に指定されたクアラ・ルンプル(KL)はスランゴール州の 一都市であったが、1974年2月1日に政府直轄の連邦特別区になると、新しい首都、 シャー・アラムが理想の都市造りを目指して建設された。KL周辺にはプタリン・ジャヤなど いつかの衛星都市が整備され、マラッカ海峡に面して島々に囲まれた天然の良港クランがある。 1998年6月に新空港KLIAがスパンにオープン。KL市内と周辺には新交通システムが 導入され、街は急速に変化しつつある。KLCC(クアラ・ルンプル シティーセンター)、 新行政都市プトラ・ジャヤ、高度情報化都市サイバー・ジャヤなどの大規模な都市計画も存在し、 最先端情報化都市を目指す現在のKL。21世紀が楽しみな街である。(「地球の歩き方」より) |
KLはとにかく大都会である。 何かというとすぐタイと比較しまうのもなんだかなぁっていう感じではあるが、 バンコクではほとんど高層ビルを見かけないのと対照的に、KLではあちらこちらで見かけるのだ。 またマレーシアはイスラムの国なので女性はほとんどベールをかぶっている。 よって隣国同士でも随分違った印象を受ける。 ちなみに、世界一高いビルと世界一高いフラッグポール(100mもあるらしい。圧巻!)は共にKLにある。 マレーシアは高いモノが好きなのだろうか(笑)。 |
クアラルンプール鉄道駅。 マレー鉄道を利用してやってくる旅行者を受け入れる一大ターミナル駅である。 |