マレーシアの中国系住民によってもたらされた料理、バクテー。漢字では肉骨茶と表記される。 ここにマレーシアがタイとは違って多民族国家であることを感じさせる。 さて、バクテーは小さな土鍋に豚肉やモツ、野菜が味わい深いスープで煮込まれている。 そのスープを、同時に供されるご飯にかけながら一緒に食べる。 肉もとても柔らかく、熱い中国茶とあわせて最高に美味しい。値段は6.5RM(208円)。 ちなみにバクテー屋は朝・昼のみの営業が多い。 |
タイのグリーンカレー。レッドカレーと並んで日本でも有名なタイのカレーである。 さらっとしたスープだが、とにかく辛い。ただでさえ常夏の国なのに、これを食べるとますます汗が噴き出してくる。 その元凶は唐辛子。グリーンカレーなので、緑のままの唐辛子が大量に入っている。 でも辛い辛いと叫びながらも結局全部食べてしまうのは、それだけ美味しいということ。 辛いものが好きな人にはお勧めである。逆に辛いものが苦手な人には全くお勧めできない。 値段はライス付きで70B(224円)。 |
マレー半島で食べることのできる果物各種。 まず右半分の上側が最もマレー半島で豊富に出回る果物、ランプータン。 柔らかくて長いとげがいがぐりのように生えている。中身はライチとそっくり。 味もライチよりも多少歯ごたえはあるが、ライチに似た味がする。 次に右半分の下側がマンゴスチン。 柔らかくて分厚い皮の中に、白い果肉が入っている。 果肉は柔らかくてとても上品な味。さすがは果物の女王と言われているだけのことはある (ちなみに果物の王様は言わずと知れたドリアン(^^;;)。 まだ本物を食べたことのない人、ロ○テ「マンゴス○ンガム」を味を想像すると良いだろう。 とにかく美味しい。 また左側に写っている大きい果物はドラゴンフルーツ。切ると白い果肉と黒い種が詰まっている。 感覚的には味の薄いキウイと全く同じで、種も同じ感覚で食べられる。 値段はランプータン1kgが6RM(192円)、マンゴスチン1kgが5RM(160円)、 ドラゴンフルーツ1個8RM(256円)。もちろんタイではその半額位で買える。 |
素晴らしきタイ食品の数々。1は以前の「タイ旅行記」でも述べたインスタントラーメン。1つ5B(16円)。 中には味○素の現地法人製のものもある。2はトムヤムペースト。 湯にペーストを溶かし、殻付きエビを加えて煮るだけで簡単に4カップのトムヤンクンが作れるという優れもの。 軽いのでお土産に最適である。1つ10B(32円)。 3はタイのカレー、レッドカレー・チキンカレー・グリーンカレーの缶詰である。 しかし、普通の料理とは違って缶詰になるとものすごくまずい。 これをお土産にして日本に持って帰っても、本場のタイカレーはこんなにまずいのかと誤解されるので注意されたい。 値段は13B(約42円)。4はランプータン・マンゴスチン・ラムヤイ=竜眼(ライチに似ている味)の缶詰。 シロップ漬けになっている。一缶28B(約90円)。5は当時タイ国内で流行していたメンソール、VAPEX。 キャップを開け、これを鼻に挿入してメンソールの蒸気を吸引する。 鼻詰まりや鼻の不快感、暑さの不快感をメンソール成分で緩和することができる。1本25B(80円)。 |