積極的に異国の料理に挑戦! |
せっかく海外に来たからにマックで食事を済ませたり・・・なんてことは極力避け、 積極的に現地の料理を食べるようにしよう。 現地の料理は趣き深いものが多く、思わぬところで美味しい料理に出会うなんてこともある。 それに何よりも、食べ物からもその土地の文化を学ぶ一助となるからである。 |
シンガポールのインド人街で食べたインドカレー(1.4$=約108円)。 客はインド系率100%、もちろん店員もインド系。よって本場も本場、超本格的インドカレーである。 写真は、我々も本格的にいこうと手で食べている様子(ってゆーか、この店にはスプーンが一切存在しない模様(爆笑) )。 白いカステラかパンケーキといったもので、カレーをすくうようにして口に運ぶ。 周りの客はいとも簡単に食していたが、慣れない我々には予想通り難しく、手をぐちゃぐちゃにして悪戦苦闘した。 味の方はというと、赤いカレーはスパイスが効いて辛く、緑色のカレーは野菜とヨーグルトが入っているらしく 辛くはなかったが・・・独特な味だった(笑)。 一方、左の飲み物はインドで常飲されている「テ」という飲み物。要するにインド風紅茶である(0.9$=約69円)。 紅茶の葉を湯に入れてグラグラ煮出し、それに砂糖をミルクをたっぷり入れる。 そしてそれが入ったポットを頭上高く掲げて、下にかまえた別のポットに注ぎ入れるのである。 その落差たるや1m以上。これを何回も繰り返すことによって空気が混じり、味がまろやかになるという。 確かに味はまろやかであった。それに砂糖をミルクがたっぷり入ってかなり甘く、西欧で飲まれているものとは程遠い味である。 |
マレーシア風串焼き、サテー。 鶏肉や羊肉を串に刺して焼くというものだが、日本と決定的に違うことは味が甘いことである。 怪しげな黄色いタレに漬け込まれた肉はそれだけでも十分甘いが、それにピーナッツソースを付けて食べる。 意外とイケるが、かなり飽きのくる味である。 しかしマレーシアでは最も有名な料理の一つなので、是非とも挑戦しておきたい。 値段は1本0.4RM(約13円)程。 一方、ヤシの実は一つ丸ごとで4RM(128円)位。これは解説するまでもないだろう。 日本で飲めるものと同様の生臭い味である(笑)。 |
まず写真右側。 マレーシアでの超経済的食事といえばこの「経済飯」である(中国系の人が経営する屋台では、そのままズバリ経済飯と書かれている)。 まず白いご飯(もちろんタイ米)を盛ってくれる。ずらりと並んだバットに各種カレー・肉や魚の煮物・小エビの佃煮等が並んでおり、 その中から好きなものを指差すと、それをご飯にぶっ掛けてくれるというものである。 とても経済的な食事であるが、味はとても美味しいものばかりである。値段は2〜3RM(64〜96円)。 また、写真左側は焼きそばである。 |
マレーシアで最も有名な鍋料理、スチームボート。注文は各食材別に1品づつ注文できるようになっている。 屋台ではまず串に刺さったあらゆる食材をずらりと並べてくれる。 そして好きな分だけ食べて、後で食べた分の串の本数を数えて会計するという方式である。 食材は日本のおでんのように魚介類の練物が多く、またイカのげそやレバーのような獣肉もある。 また各種の野菜も揃っている。それを中央の鍋で煮て、酢唐辛子ベースのタレ等で食べる。 これがなかなか美味しい。ずらりと並んだ食材が鮮やかで、ついつい食が進んでしまう。 値段は1串1.2RM(約38円)から。 ちなみにタイでも「タイスキ」と呼ばれる、これとほとんど同じ料理がある。 |
マレーシアと中華が融合した料理、ニョニャ料理。マラッカ地方が本場の料理である。 トマトとスパイス味の魚のホイル焼きや、鶏肉の煮物、豆とココナッツのようなスープに パイナップル風味が付いたライス。日本人の舌にも良く合う。 しかし、食後に出されたデザートには不意討ちであった。 麦のような穀物が砂糖でお粥のように甘く煮込まれているのだが、その穀物の味が 米とは違ってしっかり出てしまっていて甘い味とは合わない。 マレー半島で最も食べるのに苦労した料理の一つとなってしまった。 値段は少し高めのレストランだったので22RM(704円)。 |