旅のミニ情報局 〜 マレー半島分室 〜



新交通システム
クアラルンプールの新交通システム、STAR−LRT。 全線高架で、クアラルンプール市内を走っている。 ただし現段階ではまだ営業距離は短く、多くは工事中である。また駅は比較的不便な場所が多い。 ただ全線開通すれば路線バスに頼ることなくクアラルンプール市内を移動できるようになる。 運賃は初乗り1.2RM(約38円)。


乗車券各種
1はシンガポール地下鉄の乗車券。日本のテレホンカードと全く同じ素材・サイズである。 目的地の駅の自動改札で回収され、リサイクルされている。 2はクアラルンプールのKTMコミューターの乗車券。 紙製だが裏には磁気テープが印刷されており、自動改札を利用できる。 でも一部の駅では自動改札が設置されていないらしく、検札も来るという良く分からない状況である(笑)。 3はマレーシアの長距離列車の乗車券。ありがたいことに英語表記である。 また、ここには紹介していないが、クアラルンプールのLRTの乗車券は1と同じ方式である。


バスターミナル
鉄道網が発達していない多くの国において、鉄道よりも移動に便利なのがバスである。 それはマレーシア、タイにおいても例外ではない。こうした国では各都市にバスターミナルが形成されており、 鉄道よりもはるかに充実した路線網・発車本数を誇る。写真はジョホールバルのバスターミナル。 マレー半島最南端、つまりシンガポール島の対岸にあり、マレーシア側に入国する時必ず通過する都市だけあって、 行き先は実に豊富である。ここからマラッカまでは3.5時間、10RM(320円)。 クアラルンプールまでは5時間、15RM(480円)。 またシンガポール〜ジョホールバルという国境越えの路線バスもある。 シンガポール市内からわずか1時間(イミグレーションでの待ち時間含む)、1.2$(約92円)であり、 10分おきに運行されている。いかに両都市が密接な関係にあるかをうかがわせる。


近郊バス車内
マレーシアの地元民が生活で利用するような近郊路線バスの車内はこんな感じ。 エアコンはもちろんなし、座席は狭く、全開の窓からは土煙がボワァ〜である。 ただし、乗車時間1時間以上の長距離バスはこの限りではない。 2枚上の写真のように日本の観光バスクラスであり、エアコンもばっちり効いているから安心されたい。


トライショー
マレーシアの伝統的人力車、トライショー。自転車にサイドカーがついており、そこに客を乗せて 自転車を漕ぐのみという実にシンプルな作りである。ただ現在では観光客相手の乗り物へと 変貌してしまっており、実用性は低い。料金も10〜15分くらいの距離を8RM(256円)程。 交渉制なので慣れない観光客はぼられる可能性もあり、割高感は大きい。


タイの交通機関については、別ページの「タイ旅行記」をご覧ください。

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