エアコンが効いた高級レストランでの食事。 安食堂の肉無しカレーと比べてしまうと3倍はしてしまうが、それでもチキンカレーが95Rs(266円)で食べられる。 また、主食も日本でおなじみのナンだ。 水で小麦粉をこねただけのチャパティーと比べると、やっぱり香ばしくてとてもおいしい。 このレストランでもナン1枚20Rs(56円)なのに対して、チャパティーが5Rs(14円)と差は歴然。 だから安食堂ではチャパティーしか置いてないところが多い。 また、上に写っているのはインドのビール。 ヒンドゥー教では飲酒の習慣は禁止こそされていないものの、好ましくないこととされているし、イスラム教では完全に禁止事項だ。 だから、インドでは酒屋がほとんどないし、酒を出す飲食店も高級料理店などの一部に限られている。 安食堂ではまず見かけることはできない。 それでもKing Fisher、Foster'sといった国産のビールが何種類もある。 中ビン1本75Rs(210円)と、インドの物価水準からすると非常に割り高。 味もちょっと水っぽい感じがする。でも暑い国インド、冷えたビールをキュッといくと最高。\(^o^)/ |
同じく高級レストランでの食事。 う〜ん、実は今回の旅は就職して3年目のこと、複数回も高級レストランに行っちゃうなんて学生時代の超貧乏旅行からは脱出しつつあるなぁ。 さて、インドでは「カレー」もこんな料理にもなってしまう。 メニューによると、マトンのひき肉とスパイス(もちろんカレー味)をこねて、きりたんぽのように串につけて焼いたもの。 誤算だったのは、これがつくねのようであったのではなく、単なるスパイスの塊であったことだ。 肉の味なんてほとんど感じられないまま、とにかくさまざまなスパイスの辛味で舌がパニックを起こして食事どころではなかったという日本人には「はずれ」の一品であった。 85Rs(238円)も払って損した。 左には付け合せの生タマネギ(少しだけ酢漬けになっている場合もある)が写っている。 インドでは料理の付け合せとして、生タマネギ、生キュウリがポピュラーのようだ。 |
インドでは長距離列車を含んだほとんどの列車に食堂車が存在しないので、食事時になるとメニュー取りのおじさんが各座席に回ってくる。 写真はアーグラーからバナーラスに向かう急行寝台列車内で食べた朝食。 オニオンの入ったシンプルなオムレツに小さな食パン2枚で20Rs(56円)。 ボられていたのか、単に列車内のサービスだからなのか、メニューのない状態では確かめる術がなかったがちょっと高い気がした。 また、別な日に夜行寝台に乗車した時には夕食に大きな鶏肉の塊の入ったチキンライスを注文した。これも70Rs(196円)と高かった。 その他、東南アジアのどこの国でも同じだけど、各停車駅に泊まっている時はありとあらゆる物売りが登場する。 しょうがで風味をつけたチャイが小さい容器で1杯2〜3Rs(5.6〜8.4円)。 ミネラルウォーターやスナック類はもちろん、革ベルトや腕時計まで売りにくる。 |
道端の生ジュース屋さん。 みかんの皮をナイフでむき、挽肉を作る器械のような圧搾機に入れてくるくるとハンドルを回して汁を絞る。 注文してから絞ってくれるので、まさに絞りたてのフレッシュジュースだ。 こういった自然の恵みが豊かな国は、サイダーのような化学的に作られた飲み物より、果物の100%の方が安い。 1杯10Rs(28円)。とにかくうまい。 使用済みのコップはバケツの汲み置き水で簡単に濯がれるだけだけど・・・(^^;; 他にはサトウキビジュース屋やココナッツジュース屋(ココナッツの実になたで穴をあけてストローをさして飲む)等があった。 また、なんとブリキの水槽をリヤカーで引いてやってくる「水屋」なんてものまである。コップ1杯の冷水が50P(50パイサ=1.4円。Rsの補助通貨で1Rs=100P)。 衛生状態が疑問だったから利用しなかったが。 ちなみにガイドブックによるとインドでは水道水に衛生上問題があるため、ペットボトルに詰められたミネラルウォーターの飲用が勧められている。 またレストランなどの冷水や、氷なども水道水で作られている事が多いため口にしない方が良いということである。 でもそれを厳格に守って神経を尖らせていたらかえって疲れてしまうので、多少の氷くらいは大丈夫と運を天に任せてしまってよいと思う。 インドではラッシーという飲むヨーグルトがよく飲まれているが、それだってヨーグルトに氷や水を入れてシェイクするので飲めなくなってしまうわけだから。 |
通りに面したところで作っていたインド風揚げパン屋さん。 細い絞り器に入れた生地を直接油の中に絞りいれて綺麗な螺旋模様のリングドーナツになっていた。 油の質が悪そうで恐かったので買わなかった(笑) |
インドでは、前の写真のように通りに面したところで直接作りながら売られている物がとても多かった。 スナック類に限らず、普通の安食堂もなぜが厨房が店の表側に設置されていることが多かった。 写真右側はプーリーといってパン生地を油で揚げて膨らませたもの。1個1Rs(2.8円)。 左側は少ししっかりした生地の中にカレーで味をつけたマッシュポテトを入れて揚げた、カレーポテト揚げ餃子。1個1.5Rs(4.2円)。 やっぱりすごい油の色だった(^^;; |