旅のミニ情報局 〜 中国分室 〜



フフホト市内の見所
内蒙古博物館
市内中心部にある内蒙古博物館。 ここにはアジア最大の恐竜の化石があり、体育館のような別棟いっぱいに立ち尽くしている威容は必見だ。 またマンモスや各種恐竜の化石が展示されている。 その他、契丹族や女真族など、この地域を支配した民族の変遷とその遺跡を展示しているコーナーや、モンゴル族の生活文化を紹介するコーナーもある。 そして日中戦争時の抗日闘争の様子を紹介する展示もある。 興味深い展示が多いので、是非行ってみよう。 入場料は10元(150円)。


大召
チベット仏教の寺院である大召、中国名無量寺。 中国や日本の同様の建築様式なのだが、原色の派手な色使いがチケット仏教寺院の特徴である。 タイのようなオレンジ色の袈裟を着た僧侶がお勤めをしている。 だが一般の中国人は、熱心に宗教活動をしている人はほとんどいない。 これは中国政府が国策として宗教を制限しているため。 中国共産党政府の支配をするためには、宗教の信仰心や結束力が不都合なのであろう。 入場料は10元(150円)。
なお、写真の女の娘は、私が偶然入った飯店でアルバイトをしていた内蒙古師範大学音楽科の学生、リーリちゃん22歳。 髪の毛をちょっと染めていて、ケータイにプリクラを貼っていたりファッションにも気を使っている今時の女の娘だ。 筆談するうちに仲良くなって、市内を案内してくれた。 帰国後も文通をして欲しいなんて言うところが、すれてなくて良い感じ。 v(^o^)v  中国では漢字を使ってコミュニケーションを図ることが可能だ。 外国語を話せない普通の庶民と意思疎通できるのが中国への旅の魅力なのだ。 だから複数人で行くのもいいけど、連れ同士で群れなくて、現地の人たちと仲良くなれるチャンスが多い一人旅をお勧めする。 現地の人と話をしていると、海外旅行でその国を知るためには、まず人を知ることの重要さをきっと体感できるだろう。


席力図召
同じくチベット仏教の寺院である席力図召。 名前の由来は、あの有名なダライ・ラマ4世にちなんでいるという。 大召に比べて訪れる人がほとんどいないので、外の喧騒とはうって変わって境内はゆったりとした雰囲気である。 入場料は5元(75円)。


下町の風景
大召から席力図召へ向かう周辺には、このような風情たっぷりの下町がある。 幾重にも通っている細い路地を歩くと、両脇に立ち並ぶ家や商店からは現地住民の生活を垣間見ることができる。


五塔寺
金剛座舎利宝塔、別名五塔寺。 清代に建立されれ、5本の塔には仏像の彫刻がびっしりと彫られている。 だが思ったより小ぢんまりとしているので、拍子抜けかも。 入場料は10元(150円)。


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