旅のミニ情報局 〜 中国分室 〜



北京の繁華街
王府井
北京の振興繁華街、ワンフージン《王府井》。 通りの一部が終日歩行者天国になっており、大規模なデパートが軒を連ねている。 またも開発が進んでおり、新しい大型商業施設がいくつも建設中である。


西単
北京随一の繁華街、シータン《西単》。 若い人たちでとても賑わっている。 メイン通り沿いにはデパートが並び、その一角には衣料品店が10店以上も並んでいる。 3割引《7折》や4割引《6折》は当たり前で、どの店も客の呼び込みに必死であった。 もはや「中国=やる気の全く無い国営商店」を想像してはいけない。 中国人はもともと商売上手なので(華僑を考えていただければ納得できるだろう)、本来は商魂たくましいのだ。


胡同めぐり
鐘楼と胡同
近年ものすごい勢いで発展し続けている大都会、北京。 だが、その北京にも周囲から忘れ去られたような昔ながらの街並みが残っている地区がある。 地下鉄鼓楼大街駅の南側、鼓楼と鐘楼がある周辺だ。 都会の喧騒に疲れたら、ここの路地(路地のことを胡同という)をぶらぶら散策してみよう。 ロの字に長屋が連なり、中心に中庭が配された「四合院」という北京伝統的な家屋もある。 写真は鼓楼(20元)の楼上から鐘楼と周辺の街並みを写したもの。 鼓楼と鐘楼とは、人々に鐘を打ち鳴らして時を知らせるためのものだ。


ある胡同の風景
胡同をぶらぶらと歩くと、人々の生活を垣間見ることができる。 軒先に座って近所の老人同士がおしゃべりをしていたり、おばちゃんたちが井戸端会議をしていたりする。 リアカーに載せた練炭を自宅の土間に運び入れるおじさん。 庭先でのんびりと地面をつついているニワトリ。 下町情緒たっぷりである。


下町のタバコ屋
下町のタバコ屋。 中ではおばあちゃんがお茶をすすりながら店番をしていた。 なんだかとても懐かしい気分になる。


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