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page1 Nicholas Payton / May 30 1998













個人的なフェイバリットはクリフォード・ブラウンとマイルス・デイヴィスなんですが、二人ともにこの世の人ではないのが残念。
しかし時代は常に動いてるというか、現存しているベテランだけでなく若手の中にもめきめき頭角を現してるひとは居ます。
現在のジャズ・シーンを語るに、最重要人物としての象徴的な存在としてウイントン・マルサリスの名前が真っ先に挙がるところですが、
このウイントン、ラディカルな音楽的姿勢故か何かと物議をかもしますが、正面切って聞かれたら、私はウイントンが好きです、と答えます。
書き添えれば兄貴のブランフォードも好きなんですが。
でもウイントンの音は兄貴とは異なりいつも妙にクールで、徹頭徹尾、冷徹なプレイ・スタイルを感じるのは確か。
人間くさいウイントン、というのをいつか聴いてみたい。好きなだけにそう思います。

ニコラスなんかは若手での筆頭格ですが、実際清々しい演奏を聴かせてくれます。
こういった人たちがこれからのシーンをどんどん引っ張ってって欲しいと願ってます。