ROUNDER 1982:国内盤 ATRAS LA25-5003 ユピテル・レコード(廃盤)
1 | Natural Born Believer |
2 | Make My Home Where I Hang My Hat |
3 | Devil's Hand |
4 | Cold Outside |
5 | Love Utopia |
6 | Boogie Woogie Nighthawk |
7 | Honky Tonkin' |
8 | Well Well Baby-La |
9 | Old Man Blues |
10 | Rock'n Roll Lilly |
Johnny Copeland: guiter and vocals Ken Vangel: piano Michael Merritt: bass Ken Pino: rhythm guitar Julian Vaughan: drums John Pratt: trumpet Joe Rigby: alto,tenor and baritone saxes Greg Alper: tenor sax Bill Ohashi: trombone Produced by Dan Doyle |
このホームページに着手したら何を「お気に入り」にしようかは、3枚まで迷わず決まっていました。
その一発目はこれしかない!という気持ちです。
今はもう無い、ユピテル・レコードがアルバート・コリンズや シカゴ・ブルースのシリーズ作品を
毎月のようにリリースしていた頃出たんです、これが。
その時はまだジョニーを知らなかったのですが、
何だかエネルギッシュな風貌に、 タダモノでないという直感みたいなのを感じて、考えるより先に買いました。
直感は当たり、これは私にとって人生のターニング・ポイントにもなった重要作品になってしまったのです。
それまで私はブルースが好きと自分では思っておりましたが、 実はブルースの「ギター」にシビレていただけだったんだと気付いたのです。
それくらい、 ジョニーのブルースは文句なし、コブシも艶もバッチリ効いてます。
ギター・プレイにも独特の味があってハマリます。
それから10数年の間に新譜も含めて色々ジョニーの作品を買いましたが、結局私にはこれがベストです。
90年代に入ってからフランスの GITANESに移籍、 なかなかの好作品を連発しており、うれしい限りです。
ちょっとユニークなのは、 たまに(ラウンダーで一枚、ジタンで一枚)アフリカ・ルーツしてる作品を出すことかな。
楽しそうに演ってるんですよこれが。
ただ、ひとつ心配なのは、昨年あたりからCNNニュース等で、 ジョニーの心臓の手術を
(ニュース聞くまで心臓が悪いなんて知らなかった)
早くしたほうがいいのだけど、 適当なドナーが見つからないのだそうだ。
現状ではペースメーカーを埋め込んでいるそうで、 それでもライヴ活動は続けているという、なんというタフネス!
数年前、ライヴ・ビデオ観たけど (ジョニー・ジョンソンがゲストに出てくるやつ)元気いっぱいだった。
今もあの時と同じくらい元気だといいんだけど。
- bluesboy 28 Nov.1996
注)ジョニーは結局1997年7月3日に心臓疾患の合併症で他界しました。See You In The Heaven !
next