ダイエット用”焼き”コロッケ? | 1999年1月17日 | ||||||||
その瞬間から夕方まで、私の頭はコロッケの残像に支配されることになる。 具を混ぜて、こねて、さあ衣をつけよう、といったところで、私の心の中の”ダイエット天使”が久々に登場した。「こんなに大きいコロッケ、油で揚げたら、ものすごいカロリーになるんじゃないの?」と彼女はささやきかける。う−ん、そうだよなあ・・・と私は、しばし考えモードに突入。そしてふと、「なーんだ、揚げないで焼けばいいじゃないか!」と思い立ってしまったのである。 早速、こねた材料には衣をつけず、せっせせっせと小麦粉をまぶし、”焼き準備”に入った。その時外出していたダンナが帰宅。「今日の夕飯なに?」と言うので、「焼きコロッケ」と答えた。するとコロッケ大好きのダンナは「コロッケ?やったー!」と嬉しそうにしていたが、次の瞬間、彼の表情に不安の色が現れた。「焼き?コロッケ・・・?焼いたらそれはコロッケじゃないんじゃないの。」 今まで、ダンナにコロッケを出す時は、私は具だけ炒めて食べたりしていたので、今日もダンナの分だけ揚げて、自分の分は焼いて食べれば良かったのだ。しかし、「コロッケを焼いて食べる」と言うのが、とってもグッドアイディア!と自分で感動してしまい、もしかして我が家の新メニュー誕生の記念すべき夕食になるかも知れないと思ったので、ぜひダンナにも食していただきたいと、そう考えてしまったのだ。 できあがったコロッケを見て、私は初めてこれはコロッケじゃないということに気がついた。コロッケと言うより、じゃがいもハンバーグである。できあがりを見たダンナは、「アフリカとかで、みんなが手づかみで食べる料理みたいだね・・」とぽつり。まあ、不思議な趣を醸し出している料理には違いない。 しかし、ソースをかけて、これはコロッケだと自分に暗示をかけながら食べたせいか、焼きコロッケ第1作はなかなかの美味であった(自画自賛)。 ダンナも「非常にコロッケに近いけど新しい食べ物だよね。」と言いながら、それでもおいしいと言って食べていた。思えば、ダイエットを始めてから、ダンナにはいろいろと食材を変えた試作品まがいのものを食べさせており、まことに気の毒である。許せよダンナよ。これは、ダイエッターの妻を持ったあなたの宿命なのです・・・。 試行錯誤のオンパレード、ダイエットの日々はまだまだ続く・・・。 ◆本日の食事
◆本日の運動
◆本日の体重
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