緊急用パラシュート




 空中で機体が壊れるなどの緊急事態が生じたときに、パイロットが投げる緊急用のパラシュートです。略して緊パラとか、エマージェンシーパラシュート(エマパラ)、レスキューパラシュートとも呼びます。
 円形の、いわゆるパラシュート形状をしていて、薄い合成繊維生地で出来ています。価格は8〜9万円と高価ですが、山からの高高度フライトをする場合は必ず装備しなければなりません。収納時の大きさは湯たんぽ程度。どのハーネスにも、緊急用パラシュートを収納するスペースがついています。

 多くの人にとっては、一生使わずに終わる機材だとは思いますが、万一のときの動作を確実にするためにも、定期的なメンテナンス(リパック)が必要です。
 今まで紹介した、機体・ハーネス・緊急用パラシュートの3つが、初めて買うハング機材になるかと思います。





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