●現地報道機関 | 発信国 | 言語 | 大塚真彦のコメント |
タンユグ通信 | セル | 英 | 旧ユーゴ随一の伝統を誇る通信社で、事実上セルビア国営、体制に近い立場です。速報性は高いです。ページ上部右寄りにenglishと書いた英語版の入り口があります。 |
ベータ通信 | セル | 英 | ベオグラードに本拠を置くセルビアの中立系通信社。先進国メディアも引用することが多いようです。ネットで無料で読める情報量が増えました。 |
TV&ラジオB92 | セル | 英 | 90年代当局の弾圧に戦った旧野党系ラジオは、政変後セルビア親欧・中道左派の声を反映する代表的なTV&ラジオとして活躍中、YouTubeとも提携しています。 |
コソヴァLIVE |
コソ | 英 | 現在英語・無料で読める情報量ではコソヴォでベスト、速報性もかなりのニュースサイト。新興国家の貴重な情報源になりそうです。 |
New Kosova Report | コソ/スウェ | 英 | スウェーデンに本拠を置きつつ新興国コソヴォの現状をネットに英語で発信。ただし全てボランティアベースの運営のため、まだ充実度は?印、今後に期待のサイト。 |
クロアチア通信(HINA) | クロ | 英 | 最新情報のチェックに重宝だったクロアチアの国営通信でしたが無料で読める部分が少なくなってしまいました。また過去ニュース購読は有料です。 |
クロアチアテレビ(HRT) | クロ | 英 | クロアチアの国営テレビで、速報性もマル。英語版への入り口は簡単に見つかります。動画やリアルオーディオも多数。 |
週刊ナツィオナル | クロ | 英 | クロアチアの有力週刊誌で、中立やや大衆迎合路線。ネット版は短い記事や要約が多く、毎日更新のニュースサイトに近い構成です。 |
日刊紙オスロボジェーニェ | ボス | 現 | 戦争中も週刊で発行を続けて頑張っていた気骨の新聞で、戦後は体制とも野党とも一定の距離を置くあまり財政危機に陥っていますがネット版の情報量はなかなか。 |
日刊紙ドゥネヴニ・アヴァズ |
ボス | 現 | ボスニア国内最大発行部数を誇るボ連邦の有力紙(大衆紙に近い体裁)。民族派与党の民主行動党に近い立場ですが、ネット版は読みやすい構成になりました。 |
日刊紙ノヴァ・マケドニア | マケ | 現 | マケドニアの代表的日刊紙。体制に比較的近い立場です。キリル文字のサイトなので、言語サポートが必要です。 |
24Ur.com | スロ | 現 | 英語がないのが残念ですが、スロヴェニアのことなら何でも、というニュース(主に国営スロヴェニア通信STAの記事)ポータルで、スグレモノ。過去ニュースの検索も便利です。 |
日刊紙デーロ | スロ | 現 | スロヴェニア随一の日刊紙。無料で読める情報量は制限されていますが、画像も増えクールになりました。 |
日刊紙フィナンツェ | スロ | 現 | 今やユーロ圏に入ったスロヴェニアの経済専門紙のネット版で、見出し+リード程度の短い記事ですが国内外の経済情報が充実。 |
●外国報道系サイト他 | 発信国 | 言語 | 大塚真彦のコメント |
Yahoo! Franceのバルカン特集 | 仏 | 仏 | 多国籍軍をボスニア、コソヴォに送っているフランスのバルカンへの高い関心はまだ続くでしょう。仏AFP電だけでなくロイター、APなど英語圏メディアの記事も仏語で出ます。速報性もかなりです。 |
Southeast European Times | 米 | 英 | 米国防総省のバックアップによりクロアチアからトルコまで広く南東欧(スロヴェニア除く)のニュースを扱うサイトです。毎日更新で各国便覧(Info Centre)も有益。政治、安保、地域協力が主で経済・文化はやや弱め。多言語対応版なのでバルカン諸語に興味のある方にもお薦めです。 |
SEEUROPE | ブル | 英 | 南東欧10カ国(スロヴェニア除く)の投資に有益な情報を提供する趣旨でブルガリアを拠点として発信。経済だけでなく重要政治動向、定期的な国別分析など役立つ情報が豊富です。 |
南東欧研究センター(CSEES) | ブル | 英 | ブルガリア拠点のNGOで安全保障、防衛関連情報を提供するのが主としていますが、南東欧8カ国(スロヴェニア含む)のニュースを毎日ほぼ網羅。情報が多すぎるのが難のため、各国専門家以外の方には定期購読はお勧めしません。 |
●国際機関 |
発信国 | 言語 | 大塚真彦のコメント |
EU特使コソヴォ国際文民事務所(ICO) |
国際 | 英
| 国連に代わりEUがコソヴォ独立後民生部門の「政府顧問」として設置した機関で、EU司法警察ミッション(EULEX)の事実上上部機関に相当します。 |
EUコソヴォ司法警察ミッション(EULEX) |
国際 | 英
| コソヴォを法治国家として成長させるためEUが司法、警察、税関分野で3000人を展開して設置するミッション。 |
国連コソヴォ暫定行政機構(UNMIK) | 国際 | 英 | コソヴォの民生部門の最高組織として活動していましたが、EU主導の文民事務所(ICO)と司法警察ミッション(EULEX)に近くその座を譲ることになりました。 |
コソヴォ展開部隊(KFOR) | 国際 | 英 | コソヴォに展開するNATO主導の多国籍軍KFORのHP。 |
ボスニア和平履行会議上級代表事務所(OHR) |
国際 | 英
| 国際社会を代表して難民帰還など和平の実施を進めているボスニア民生部門の最高組織です。詳細な資料が充実しています。 |
ボスニア欧州連合軍(EUFOR) |
国際 | 英 | ボスニア和平の実施を進めてきた多国籍軍はNATO主導でしたが、04年暮れからEU主導の軍に替わりました。EU軍としては最大規模の展開を続けます。 |
旧ユーゴ国際戦犯法廷(ICTY) |
国際 | 英
| 旧ユーゴ各地で為された戦争犯罪を裁くオランダ・ハーグの国際法廷のHPです。 |
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR) |
国際 | 日 | 主要関心事ではなくなったとしても、旧ユーゴでの難民問題は残念ながらまだ続き、HCRの活動はその意味で今後とも不可欠です。 |
全欧安保協力機構(または欧州 安全保障協力機構、OSCE) |
国際 | 英
| 選挙監視ほか民生部門では今後とも旧ユーゴ圏での活動が予想される重要国際機関です。 |
北大西洋条約機構(NATO) |
国際 | 英 | スロヴェニアに続いてクロアチア、マケドニアなども正式加盟に近づく中、ウォッチャーにとって公式情報源としての価値は依然高いサイトです。 |
●人道援助団体
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発信国 | 言語
| 大塚真彦のコメント |
国境なき医師団(MSF) |
仏 | 日
| 旧ユーゴで活動を続ける人道援助系NGOの中でもやはり際立つMSFは99年のノーベル平和賞受賞。日本語版ページでも英語版と遜色ない量の情報が入ります。 |
難民を助ける会(AAR JAPAN) |
日 | 日
| 長年旧ユーゴにも拠点を置いて活動していた日本の人道援助系NGO。地雷対策に強いことで知られています。 |
ジェン(JEN) |
日 | 日
| 旧ユーゴでの活動のため94年に日本の5団体が連合して発足したNGOの後身。旧ユーゴ圏の事業は終了していますが、社会弱者支援など心理・社会分野に強いことで知られています。 |
アムダ(AMDA) |
日 | 日
| 岡山を本拠とするNGO、アジア医師連絡協議会の後身で、過去にコソヴォの医療支援、診療所再建支援などの実績があります。現在も南米、アジアなどで活躍中、緊急医療援助に強い団体です。 |
●観光情報・国別情報
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発信国 | 言語
| 大塚真彦のコメント |
日本国外務省 |
日 | 日
| 残念ながら旧ユーゴではまだ日本国外務省の危険勧告が出ている地域があり「渡航関連情報」は要チェック。「
各国・地域情勢」もコンパクトな便覧で便利。 |
montenegro.com |
モン | 英
| 国の公式サイトなのかどうか確認出来ませんでしたが、観光と不動産に力を入れた記述で、ページ脇に国内主要サイトへのリンクがあります。 |
クロアチア政府観光局 |
クロ | 英 | 使いやすいHPです。訪れてみたい町が決まっている方は、この国家の観光局サイトからリンクされている各地域観光協会のページもチェックされることをお勧めします。 |
在京クロアチア政府観光局 |
クロ | 日 | ク政府観光局が東京にも開設されました。このサイトは英語版の完全な対応物ではなく、詳細情報ゲットには上記と併用されるのが現時点ではベターと判断します。 |
スロヴェニア共和国 |
スロ | 日
| 在京ス国大使館の協力により製作された、日本語で読めるスロヴェニア(観光)案内です。首都リュブリャーナだけではなく各地方都市の魅力も概観できます。 |
●都市別情報
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発信国 | 言語
| 大塚真彦のコメント |
ベオグラード市 |
セル | 英
| 市の公式サイトです。様々な情報テンコ盛りでクールとは言い難いのですが。ページ上部から入れる英語版は情報量がやや落ちますが、以前より見やすくなりました。 |
ドゥブロヴニク市観光協会 |
クロ | 英
| やはり旧ユーゴ最大の観光の魅力は「アドリア海の真珠」と言われるこの町に尽きます。視覚的にもかなりいいサイトになりました。 |
スコピエ市 |
マケ | 英
| マケドニアの首都の情報はだいたいカバー。オンラインニュースの更新が少し遅いのが難。現地語版はキリル文字サポートが必要です。 |
オフリット市 |
マケ | 英
| マケドニア随一の観光地はオフリット。サイトとしての出来は今ひとつながら、基本的な情報は十分入ります。 |
●日本の研究機関など
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発信国 | 言語
| 大塚真彦のコメント |
井浦伊知郎(博士)のホームページ (ようこそアルバニア語の世界へ) |
日 | 日
| 日本では数少ないアルバニア研究者、井浦伊知郎さんのHP。アルバニア本国のことは勿論、コソヴォにも鋭い目配りをしています。 |
Louis Adamic in Japan |
日 | 日
| スロヴェニア出身の作家アダミックを研究される田原正三さんのHPです。スロヴェニアとその文学に関しても多くの情報があります。 |
『ル・モンド・ディプロマティーク』日本語・電子版 |
仏 | 日
| 仏高級政治月刊紙の日本語・ネット版。「国際関係おすすめリンク」では日本語で読める世界各地域紹介・研究のスペシャリストを列挙(なぜか私も入っています。光栄!)。一応仏語も学んだ私には「ティーク」と伸ばして読めないんだけど、まあいいか。 |
●友情&提携サイト
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発信国 | 言語
| 大塚真彦のコメント |
クロアチアに行こう!! |
クロ | 日
| クロアチアとサッカーをこよなく愛するザグレブ在住長束恭行さんのサイト。旅行記主体の本文だけでなくリンク集、掲示板も充実しています。サッカーニュースはブログ形式で。 |
ボスニア発Prirodna ljepota |
ボス | 日
| ボスニア中北部デルヴェンタ在住のMic'oさんのHP。ボスニアや国際結婚など様々な問題を考えます。生活に根ざした体験談が面白いです。 |
指揮者柳澤寿男のブログ |
コソ | 日
| コソヴォフィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者としてプリシュティナを本拠に活躍されている柳澤さんご自身のブログです。 |
西井葉子ホームページ |
日 | 日
| 長年クロアチア西海岸を本拠地として活動されていたピアニスト西井さん。HPはご本人のコンサート情報やクロアチアの写真などを中心に瀟洒なサイトです。 |
東長崎機関 |
日 | 日
| 軍事・戦地ジャーナリストほかフリーランサーの自由な集合体で、主宰の加藤健二郎さんがユーモアたっぷりに様々なテーマをまとめている面白いサイトです。 |
地中海生活 |
日 | 日
| クロアチア、モンテネグロを含む地中海地域で魅力の町、食、リゾートなどを広くテーマとしてS.Tomさんが主宰されているサイト。行ってみたくなる町が増えますよ。 |
長野市立三本柳小学校 |
日 | 日
| 旧ユーゴ関係者の間では有名(?)なこの小学校は長野五輪の「一校一国運動」以来サライェヴォの小学校との国際交流を続けています(第23回配信参照)。 |
ヨーロッパの記憶 |
日 | 日
| フォトジャーナリストとして20年以上旧ソ連・東欧圏取材を続けている横谷孝子さんの優しく温かいギャラリー。「少し昔」の東欧の姿が見られます。 |
最高の女神様を求めて |
日 | 日
| バレーのB・イェリッチ(クロアチア)をはじめ、強く美しい女子スポーツ選手を追求する鳥脇泰さんのこだわりのページです。 |
Yahoo!ブログ - 水の中の明かりたち |
日 | 日
| 07年セルビアに水質関係のお仕事で出張されたtogoperlaさん。ご専門の水生生物の写真など、少し変わった味のあるブログです。 |
●平和問題ゼミ関連
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発信国 | 言語
| 大塚真彦のコメント |
平和問題ゼミナール |
日 | 日
| 鹿児島大法文学部・木村朗助教授の「平和問題ゼミ」は沖縄・安保からPKO、旧ユーゴ情勢まで、日本内外の平和問題を広く視野に入れた研究会。「旧ユーゴ便り」の親分格?のサイトでリンク集も充実していますのでアクセスしてみて下さい。 |
ピースレポート・フロム・アメリカ |
米 | 日
| 左の諸サイトはいずれも「旧ユーゴ便り」同様、「平和問題ゼミナール」のもとで独立運用(「ゼミ」HPの更新ペースとは別に独自に更新)されていたページですが、サイト停止となりました。。 |
ロンドンレポート |
英 | 日
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レターズ フロム カナダ |
加 | 日
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難民を助ける会 レポート |
日 | 日
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