2000年上期Xゲーム総括感想


ここでは私が2000年の1月から6月までに購入したゲームの短評を行ないます。
評価は傑作、秀作、佳作、良作、凡作、駄作という順番になります。
傑作は過去の作品とのバランスも考えて評価しますが、それ以外は今期の作品の相対評価となります。
傑作は、個人的には「鬼畜王ランス」や「闘神都市2」、「kanon」があたります。

チャットしようよ!
(Black Package)
6月23日発売
☆佳作☆

一見するとチャットで狙った彼女をナンパしてオフラインデートから最後までいたすことを目的としたゲームですが、実はれっきとした恋愛ゲームだったりします。
ちゃんとしたエンディングがあるのは5人だけで、他の8人はエッチ出来ますが、メールでお別れのエンディングしかありません。いわゆるサクラキャラですが、VC3と異なり、エッチ出来るので評価できます。いや、このゲームは楽しめましたよ。チャット部分もそれらしかったですし、オフラインで逢うまでは相手がシルエットなのもいかにもらしくて良かったですよ〜。
えっちもシチュエーションもバラエティに富んでいたし、テキストも濃かったしね。声優さんも熱演しているので盛り上がるし。回想モードがないのが残念でした。

Mirror
(alloe)
6月23日発売
☆可作☆

音を売り物にしているのにしては、声優の演技が下手過ぎです。効果音がきちんと効果的に使われているだけにこのド下手な演技にやる気を削がれてしまいます。
1プレーはすぐに終わってしまいます。これを1プレーと言って良いのか、という気もしますが。PSゲームであったプリズマのように同じような話を何周も重ねることで物語の全容が見えてくるようになっています。プレーする度に新たに選択肢が増えたりしますので。ただ、このゲームにおいてこの方式が正しかったのかというと「?」だと思います。もっと、素直なシステムにして、シナリオでぐいぐいとプレーヤーを引っ張っていって欲しかったような気がします。

エナメルパニック
(F&C)
6月23日
☆凡作☆

せっかくナチュラル2で汚名を返上したF&Cでしたが、再び不名誉な評価を受けることになりました。
ステージをクリアしてもセーブできない(つまりファイナルステージまで一気にやらないといけないということ)、シューティングレベルが中途半端など、問題が山積みです。普段、シューティングゲームをやらない人間だと HARDレベルをキーボードでクリアするのは難しいと思います。かと言えば、シューティングに慣れている人間にしてみるとこのゲームは非常にぬるいということになるでしょう。全てのCGを見るためにはレベルを変えながら3周しなければなりません。もちろん一度見たCGはシステムに記憶されますが、それにしても面倒です。
Xゲームなのだから、その目的を忘れないでほしかったです。

青の扉 白の鍵
(Cyc)
6月9日発売
☆佳作☆

一般ゲームの戦略SLGとして有名な「大戦略」の元スタッフが参加していると前評判のあったこのゲームですが、その期待に恥じないゲームでした。テキストの表現に堅いところが見受けられましたが、シナリオ、CG共に良い出来だったと思います。
が、そのラストにはどうしても首をひねりたくなります。今回のラストが、各キャラに用意されたマルチエンドのうちに一つであるならばまだ良かったのですが、これしかないというのが一番の問題と思います。「これしかない」と言っても二人が結ばれることのないバッドエンドはもちろんあるのですが。
最初にこのエンディングを見た時は、正直、予想を裏切られて良い意味で衝撃を受けたものです。でも、キャラをクリアする度にこの結末では最後には見たくなくなってしまいます。ここは、やはりお約束とはいえ、二人が幸せに暮すハッピーエンドを用意してほしかったです。

Natural2
〜DUO〜
(フェアリーテール)
5月26日発売
☆秀作☆

キャラ萌えと調教系が高レベルで融合したゲームでした。空ちゃん萌えで始めたのですが、千紗都もなかなか可愛い奴です。個人的には日奈美とかのこが要りませんでした。この二人がいなければもっと自分はこのゲームにのめり込めたことでしょう。彩音姉さんも過去にあんなことやこんなことを主人公としていたようなのでそっち系のシナリオを期待したのですが、それは儚い夢でした。(笑)
HシーンのCGが使い回しなのでメインシナリオに選んだ空(千紗都)との毎日のえっちが今イチ楽しめませんでした。惜しいところです。声優さんの演技も熱演でした。普通のイベントよりも空&千紗都はえっちシーンが多いので収録するときは大変だったことでしょうに。
このゲームの発売によってF&Cは粗製濫造の不名誉を返上できるかと思われたのですが・・・。

キャッスルファンタジア3
エレンシア戦記
(studio ego!)
4月28日発売
☆凡作?☆

音声認識による戦闘指揮やリアルタイムバトルはアイディアとしては良かっただろうが、そのアイディアにソフトがついてこれなかった気がします。音声認識は私はマイクがないので遊べませんでした。ただ、遊び方を見る限りでは余り使えないかなと思いますが。リアルタイムバトルはマップ全体をその画面で見渡せないのだから、使いにくいことったらありませんでした。勝手に味方キャラが敵に特攻して行ってしまいます。(汗)
と言うことで、このゲームはまだクリア出来ていません。そのために評価には「?」をつけておきますが、先に進もうという気力を沸かせてくれないので厳しい途中評価とさせてもらいます。

Persiom
(ALICE SOFT)
4月14日発売
☆良作☆

アリスソフトもなんか、ここの所小粒な作品が多くなったかな。昨年のママトトはゲームボリュームとしては大作の部類といえるかもしれませんが、シナリオ的には小粒という気がするし。
単なるダンジョンものというよりもパズル的要素を持ったダンジョンものか。ぱにょんやぱすチャのゲームシステムを応用したものですね。主人公が3人いて一人を選択して進めることになりますが、その3人のシナリオの関連性が薄いのが残念です。主人公にミシェーラを選択すると本来の設定っぽいストーリーになりますがえっち度は低くなります。JKが一番楽しめるかも。
一般受けするゲームというよりも、女の子モンスター集めや極めモードを極めるといったアリスファンならではの楽しみ方を出来る人向けのゲームです。
それがこのゲームの限界だと思います。

Princess Memory
(カクテルソフト)
4月7日発売
☆凡作☆

「伝説を作る」と広告では謳っていましたが、それには全く見合わない結果に終っています。
ヒロインのフィーリアは、受け線をいっていると思うのですが、何せ、ゲームにシナリオもRPGというゲーム性も感じられないので、ゲーム進行が作業となってしまっています。18禁らしさも一度くらいしかないし。もしかしたら、企画段階ではいけるものだったのかもしれませんが、少なくともカクテルらしいキャラ萌え路線にはなれたと思う、実際のゲームはなんとも中途半端なものになっていたという感じです。
RPGなのにサクサクと進めたこと、フィーリアの可愛さにこの評価としましたが、「駄作」といわれてもしょうがないかも知れません。

鬼門妖異譚
(チェリーソフト)
3月17日発売
☆良作☆

鬼門とそれを倒す宿命を負った種族との戦いをバックグラウンドにしています。主人公は、鬼門として生きるのか、その敵となるかを選択します。この選択によってまず攻略できる娘が2分されるわけです。鬼門として生きたほうが主人公の描写が生き生きとしているので楽しめました。
しかし、このゲームの戦闘パートは非常に遊びづらいものになっていました。女の子攻略に何か影響があるわけでもないし、シナリオの進行にも影響がありません。もちろん、ここで負けるとGAME OVERですが。システムがクソだけにやる気がなくなってしまいます。最強の武器と防具を買って来て装着したらそれだけで十分です。戦闘自体はキャラを一人で突出させてタコ殴りに合うようなことを避ければ先述の装備で楽勝です。
ADVパートは従来のここのシステムなのである種安心して楽しめます。鬼門で生きて行けば、えっちシーンも結構ありますし。キャラCGも相変わらずに手足が異様に長いですが、以前のような「脱ぐと胴が長いんです」状態は回避されているので妙に感じることも少ないでしょう。
「スーパーたっくんモード」で戦闘パートをスキップできるようになれば、女の子攻略に専念できるのでそうしたら楽しめるかも知れませんね。そうじゃないと何度もやる気にはなれないことでしょう。

光を・・・
(LiLiM)
3月10日発売
☆良作☆

良作といっても下のRBよりは上の評価。
主人公は小さいときの事故が基で目が見えないという設定になっている。まあ、その後目が見えるようになるんだけど。
ということで、目が見えないときの女の子を想像していた絵と目が見えるようになってからの実際の女の子の絵が存在する。それほど、想像していたときと変わらないがそれでも2、3人は大きく違っているので楽しめるかな。主人公がそういう設定の割にはあのシーンに慣れているのはいつもの常か。(笑)
主人公が目が見えるようになるところでファンタジックなものをもってきたのは評価の分れるところ?

MoonLight
〜おもいでのはじまり〜
(Clear)
☆佳作☆

システムとしては、読み戻しがあれば満点といえる。自動よ見送りモードはページ替えの速度を調節できるので非常に便利。
フラグ立てが意外と難しいのがシナリオ重視のゲームとしてはマイナスかな。まあ、シナリオ重視といっても「廃校]という設定は活かせてないと思うのだが。香耶シナリオが浮いているのもマイナスか。
キャラデザは硬質な感じがして、キャラに萌えるということはあまりないです。
日常生活をきちんと描いているのでちょっとジ〜ンと来るシナリオってところでしょうか。約1名、非常に重いシナリオのキャラがいますけどね。

D+VINE LUV
デヴァイン ラブ
(アボガドパワーズ)
2月25日発売
☆秀作☆

アクションRPGとしてコンシューマゲームほどではないが、18禁ものとしては非常に完成度の高い、遊べるゲームとなっています。ストーリーは一本道ですが、これはこれで良いのではないかと思います。女の子関係のがお使い(ばかりではないが)イベントで発生するので見ることもなく終えることもできるし、見ようと思えば、本編を置いておいて女の子シナリオを進めることもできるので良かったかな。
そう言えば、アイテム集めも楽しめるようになっていました。
ただ、時間のある人ではないとクリアするのが難しいかも知れません。時間をかけてじっくりとやるゲームかな。

Rainy Blue
〜6月の雨〜
(RAN Software)
2月25日発売
☆良作☆

とにかく、主人公がうじうじしすぎる。主人公に感情移入することができないので今イチクライマックスで盛り上がれない。
ヒロイン別に二人の原画家さんが描いているのだが、その二人のレベルに差があるのが問題かな。高レベルのほうに合せられないのであれば、原画家を一人にしてキャラに統一感を出して欲しい。
善くも悪くも蒼依の存在がキーに思える。
ファンディスクにおける碧のSSで彼女の気持ちを補完していたが、あの気持ちについては本編でも匂わせて欲しかったと思う。そうすれば、碧シナリオは良いものになったと思うのだが。

Lien
〜おわらないきみのうた〜
(Purple)
1月28日発売
☆秀作☆

システム(操作性)に難あるも、シナリオは佳作以上の出来。前半の関西系のノリから終盤のシリアスへの一気攻勢は見事。
イベントCGの少なさをミニキャラCGでカバーしている感じがある。
主人公が既に幽霊というのがミソかな。ヒロインと主人公の会話シーンではなく、主人公とその父親との会話シーンで泣かされたのはこのゲームがはじめてです。
変に転生してヒロインとハッピーエンドにならないのも好感が持てます。