北海道 3泊8日
Hokkaido 8(3)days
18/SEP/1995 - 25/SEP

1995年9月18日

前もって18日深夜の茨城の大洗から苫小牧へ行くフェリーを予約していた。しかし、仕事から帰って そのまま支度して出発したが途中でかなり時間が無いことが判明。今までしたことがないくらい 渋滞車両の間のすり抜けをやって大洗港へ着いたが、ちょうどフェリーは離岸したところ。「ボー」と汽笛を 鳴らす始末で、映画のワンシーンを思わせる。

このまま帰ろうかと、閑散とした深夜の港町で考えたがせっかくの夏休みを無駄にできないと、とりあえず陸路で北海道に近づくことにする。


9月19日

東北の道といえば国道4号。そこへ出るため茨城を北上して、いわき方面へ続く国道289号線を 走った。福島の山中を通るこの国道はみごとなワインディングロードで、いつもは歓迎できても、 なにも深夜に、後々長距離走らなくてはならないのに、とぶつぶつ呪った。

白河で4号にでて途中何度も仮眠しながら北上。


9月20日

朝は仙台市を過ぎた「道の駅」でむかえた。関東に住んでいると忘れがちだが意外と日本は広い。 特に一般道を走っていると身を染みてわかる。夕方、岩手の実家に着いて一晩泊めてもらった。


sunset

middnight town

9月21日

早朝出発して、青森県八戸から8時45分に出発するフェリーになんとか乗ることができた。単車初フェリー。初北海道。

夕日が沈む頃苫小牧に到着。ガスを入れて出発するころには暗くなっていた。夕張市を目指したが道を間違えて岩見沢方面に進んでしまう。なんとか迂回して 夕張に到着した頃には10時を過ぎていた。コンビニで夕張メロンポッキーを探したが見つからなかった。

274号線を東へ走り、鹿追町を過ぎたところには20キロも直線が続く道があった。周囲は畑か牧草地で 民家はなかった。道沿いに単車を止めてエンジンを切ると、辺りは暗くなり空一面の星空を見えて とても幻想的だった。


ezo-shika

Akan national park

kussharo lake

road to Kaiyodai

Nossappu cape

9月22日

士幌町で241号線に入り再び西へ向かう。自宅を出発後すぐ気づいたがスピード・メーターを 明るくするメーター内部のランプが切れてしまって何キロで走っているかわからくなった。 これでは法定速度を守ることができない。残念だ。そして状況は悪化し、道内を走行中、 隣のタコ・メーターも消灯して、よけい寂しくなった。そしてガスの心配がでてきた。都会では 当たり前の24時間営業のガソリンスタンドなど北海道の内陸の町にはない。山中でガス欠に なるのを避けるため、国道の駐車場で単車に跨って仮眠して時間をつぶした。

夜明け近くに阿寒湖畔を過ぎると国立公園をつっきる道になるのだが、いい加減くねった道は飽きてきた。 だらだら走っているとオスの(つのあり)エゾシカ道の真ん中で角を振って挑発していた。 もう少し元気なら角を持って格闘しても良かったが疲れていたので彼の横をすりぬけ難を逃れた。

弟子屈でやっとガスを入れ、屈斜路、摩周の湖を訪れた。中標津で直線の段々道が続く開陽台展望台に 寄り道してから納沙布岬へ。花咲ガニのどんぶりを食べて釧路へ向かい旅館に泊まった。


a plain

Erimo cape

9月23日

旅館をでて、釧路湿原を一周。湿原内部には車両は入れない様だ。深夜にでる苫小牧発八戸行き のフェリーを予約して、北海道南側の海沿いを急いだ。襟裳岬でちょっと休憩して苫小牧へ。 なんとか出発1時間前には港へ着くことができ、疲れていたのでリッチに2等寝台にした。

釧路湿原は1日使いたかったが旅館で台風が接近しているのが分かり、帰宅を急がざるをえなかった。


9月24日

10時近くに八戸に到着。折り返しの便は台風接近の為欠航になっていた。往路と変化をつけるため三陸海岸沿い の道を南下した。ほとんど山の中を通る道なのでリアス式海岸をみることはできなかった。さらに 天気があきらかに悪化してきたので、海岸沿いの道を断念して、峠を越えて盛岡へ行き、そこから 4号線を南下することにした。

(大型で強力な)台風は北西方向から秋田県へ上陸したので、 ツーリングの帰りは台風とのデッドヒートになった。理屈上は台風の速度に抜かされることは ないのだが、信号と強風の為ろくに速度をあげられず台風と並走する最悪の事態に。宮城県との県境付近で台風の目に入った らしく雨が弱くなったのでファミレスで昼食をとり、再び暴風雨の中南下を始めた。

仙台付近でようやく雨がやんだのでカッパを脱いで走ることができた。もくもくと南下を続けた。


9月23日

深夜の那須高原は台風一過のせいか濃い霧が発生してまた速度を落とすことになった。 大型トラックは強力なライトで苦もなくつっぱしるので後ろも注意しながら走る。7時過ぎ帰宅。






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