野望日記番外編 モデラーアンケート2003

はじめに
 このアンケートは、2003年大祭展示会の期間中に千葉大学模型同好会の現役モデラーの皆さんにご協力いただいたものです。 日ごろ、彼らがどのように模型に取り組んでいるか、どんなことをしようとしているのかを知り、OBとして何かできることはないだろうか?という考えの元で作成しました。 ここに、そのアンケート結果を野望日記番外編としてまとめてみました。今後の活動の方向性を見出せるとよいのですが、果たしてどうでしょうか?
 なお、本文中のA氏、B氏の並びは設問ごとにランダムです。OBのヤマパンスキー氏とSAT.氏については、本人の回答がわかるようにしています。


1.模型の経験について
◎モデラー歴は何年ですか?
A氏B氏C氏D氏E氏F氏G氏H氏I氏J氏ヤマパンスキー氏SAT.氏
半年1年半2年2年約9年ほぼ0年半年1年5年17年(実質)6年

 モデラー歴のカウントを始める時期については個人差がありますが「本格的に模型を始めたのはサークルに入ってから」という人がほとんどでした。ここ数年、子供の頃から模型に親しむ機会が少なくなってきているのでしょうか。 私の小さかった頃は、男の子なら誰でもプラモデルの経験があったものです(じじくさ〜/笑)。ちなみに、私のモデラー歴は16年です。プラモデルを作るようになってからは25年くらい経ちますが「モデラー」とカウントできるのはやはりサークルに入ってからのような気がしてます。

◎初めて模型を作ったのはいつ頃ですか?初めて作った模型は何でしたか?
 初めて作ったのはいつ頃?初めて作った模型は?
A氏高校2年塗って仕上げたのは1/220キュベレイ
B氏半年前ガンプラ。手軽だったし。
C氏大学1年ザク
D氏小学生の頃BB戦士
E氏小学校6体の機甲神
F氏大学に入ってからキュベレイ
G氏小学校4年SDシリーズ、ワタル関係
H氏小学校中学年くらいガンプラ系
I氏小学校SDガンダム
J氏
ヤマパンスキー氏4,5歳の頃アオシマの100円ロボット
SAT.氏小学校1年ミニ四駆ホーネットJr.

 最近の若者はどんなところから模型に入ってきているのか、憶えている範囲で書いてもらいました。ガンプラやSDものが多いですね。上で、模型離れは時代の流れか?というような懸念を書きましたが、どうしてどうして、小学生の頃に手を染めた人も結構いますね。 ちょっと安心。ただ、受験などもあって極早いうちか、大学に入ってからという風に二極化しているところが時代かな〜という気もします。確かに、模型という趣味を小さい頃から続けていくのは色々と困難なのかもしれません。 大抵は受験で皆さん卒業してしまいますものね。
 ちなみに、私はよく憶えていません(^^;。記憶では小学2年か3年の頃に宇宙戦艦ヤマトの影響で戦艦大和を買いに行くも在庫がなく、模型屋のおばちゃんに「伊勢も有名な船だよ」といわれて30cmシリーズの戦艦伊勢を買ったことを憶えています。 買うところからすべて自分でやったのは伊勢が最初かもしれません。幼稚園の頃は父親に作ってもらっていたからね〜。どの辺から自分で作るようになったのかは不明です。気が付いたらって感じ(笑)。

◎主に作っている模型のジャンルは何ですか?
 ガンプラフィギュアミリタリーエアモデルカーモデルガンプラ以外の
キャラもの
その他
A氏    
B氏      
C氏     
D氏   
E氏     
F氏      
G氏      
H氏     
I氏      
J氏      
ヤマパンスキー氏     艦船
SAT.氏最近は船も少し
やくも    

 以上のように、ガンプラなどのキャラクターモデラーが主体の構成となっています。このような状況を考えれば、展示会のテーマの設定ももう少し現実的なプランを立てられたのではないかと思うのですがどうですかね〜。 初心者の多いメンバー構成ですから、好きなものをガンガン作っていくのが一番盛り上がりやすいと思うのですが。モデラーが楽しんで作った作品って、見る人にも「あ、楽しんで作ってるな〜」ってのが伝わるんですよね。 そういうのって上手下手じゃない部分だし、見にきてくれたお客様の中にも「私も作ってみようかな」って思ってくれる人が出てくるかもしれないです。そうなってくれたらうれしいですよね。

◎主に使っている塗料は何ですか?
 Mr.カラータミヤアクリル水性ホビーカラーエナメルガンダムマーカーその他
A氏     
B氏     
C氏     シタデルカラー
D氏     
E氏     
F氏     
G氏     
H氏     
I氏    
J氏    
ヤマパンスキー氏   油絵の具
SAT.氏   Vカラー
やくも   モデラーズカラー

 主に使っている塗料はMr.カラーが大勢です。使っている塗料の種類が同じだとエアブラシなど機材の共用がやりやすくなります。あと、目立つのが1種類の塗料しか使っていない人が多いということですね。 質問が「主に使っている」ということなので、そうなっているのかもしれませんが、塗料の特性を利用して場面によって使い分けられるようになると一人前って感じです。私もメインはMr.カラーです。 エナメルはスミ入れのときに使うくらいですね。タイヤブラックとクリアグリーンがMr.カラーで出たので水性ホビーは卒業です(笑)。モデラーズカラーは主にカーモデルで使います。ただ、モデラーズカラーの上にMr.カラーを乗せると食いつきが悪いので使うときは注意してます。

◎「○○」を使ったこと(作ったこと)がありますか?
 A氏B氏C氏D氏E氏F氏G氏H氏I氏J氏ヤマパンスキー氏SAT.氏
エアブラシ一応ユーザーない触ったことがあるないないないユーザーユーザーないユーザーユーザーユーザー
レジンキットないないないないないないないあるないないあるある
モーターツールないないないないない知らないあるないないないあるある
エッチングパーツないないないないないないないあるないないあるある
ポリパテないないないないあるあるあるあるないないあるある
エポパテあるあるないないあるないあるあるないないあるある
プラパテないないあるないないあるあるないないあるある
瞬間接着剤あるあるないないあるあるあるあるあるあるあるある

 モデラーとしての経験値を問うた質問でしたが、微妙な結果です。エアブラシ、未経験者が現役で5割ですか。せっかく機材がサークル持ちであるんですから使えるようになりましょう。エアブラシが使えるようになると模型の幅が非常に広くなります。 あと、プラパテを使っている人がほとんどいないのは問題ではないかと思います。パーツの継ぎ目消しや段差の整形では必需品といえる素材ですから。組み立ててるだけなら小学生と変わらないですよ。レジンキットやエッチングパーツの経験がある人が偉いということはありませんが、基本的な部分はしっかりできるようになってもらいたいです。


2.現在のモデリングについて
◎模型を作るとき、力を入れて取り組んでいるポイントを教えてください。
 塗装考証オリジナリティ丁寧な基本工作その他
A氏   
B氏   
C氏    
D氏    
E氏    完成させること
F氏    
G氏     
H氏    
I氏    面白さ
J氏    
ヤマパンスキー氏   
SAT.氏  同じ失敗はしない

 模型を作るに当たって、丁寧な基本工作に重点を置いている人が多いです。これは大切なことなので今後もその気持ちを忘れないでほしいです。初心者が多いせいか、塗装に重点を置いている人が少ないのが目立ちます。 作品の印象を大きく支配しているのは塗装です。重点を置いていないからといっておろそかにしているとは限りませんが、人に見てもらうものであれば塗装についてももっと力を入れましょう。
 私の場合、「塗装」と「丁寧な基本工作」が○になります。この二つはお互いに支えあい、かつ、脚を引っ張り合っています。どんなにきれいに塗装しても、パーティングラインが残っていたり、段差やキズが残っていたら台無しです。 どんなにきれいに作っても、色の塗り分けラインがヨレヨレだったり色ムラが出たりすれば台無しです。この両者が揃っていなければ納得のいく作品とはなりえません。で、「考証」はその次になり、「オリジナリティ」は一番下になります。 私の場合、思い入れの強いアイテムであれば実機の資料などからキットの考証をすることがよくあります。ですが、そうでもないアイテムについては意外なほどあっさりと素組みをしてしまいます(^^;。ま、どんなものを作るにしても、一応本物の資料は当たるようにしていますが、資料がなくては完成までいかないってことはあまりないです。 オリジナリティに関しては、スケールモデル出身としてはある意味モデリングスタイルにかかるところかもしれません。かっこいいからと言って、F−16の胴体を延長したりしません(笑)。いいところ震電改とか架空の機体を作ったりすることくらいでしょうか? キットの出ていないバージョンに作り変えたり、誰もここまで作り込まねぇよ、みたいな工作が自分のオリジナリティをアピールできるくらいになれれば、それはそれで自慢できますけど。その他としては「手を抜かない」ということでしょうか。常にベストのモデリングを心がけています。手抜きをして作ってもうれしくないですからね〜。 自分がどこまでできるのか常に楽しみながらモデリングやってます。

◎模型を作るときは、素組みですか?
 キットを信じてそのまま作っている・・・・7人
 設定資料や実機の文献を参考にしてディテールアップや改造をしている・・・1人+ヤマパンスキー氏,SAT.氏
 模型誌の作例記事を参考にしてディテールアップや改造をしている・・・1人+ヤマパンスキー氏
 その場の雰囲気による・・・・1人

◎模型誌の作例を真似して作ったことがありますか?
 ある・・・・・2人+ヤマパンスキー氏,SAT.氏
 ない・・・・・8人

 うーん、なんか問題点が見えてきたような結果ですね(^^;。模型誌の作例記事って結構参考になります。製作者というフィルターが入りますけど、一応考証もされているので、キットのどこを直したらいいのかなどの情報が詰まっています。 どの改造を拾って自分のものにするかは個人の自由ですけど、人が自分と同じものをどんな風に作っているのかを知ることはとても勉強になります。キットをチェックするに当たって、どんな着目点があるのかなども参考になるでしょう。その辺の突っ込み具合でモデリングに個性が生まれるのです。 雑誌の作例なんてまったく気にしたこともなかった人、こんなの自分にできるわけないじゃんって敬遠していた人、できる範囲でいいから一度トライしてみてください。モデラーのモデリングを実感することができるでしょう。

◎「ここは人には負けない」というアピールポイントがあったら教えてください。
 オリジナルのデザインのロボットが大量にある(A氏)。
 考証能力(ヤマパンスキー氏)。
 量産能力・・・なんですが、そろそろなんとかしたい(SAT.氏)。

 特にない、無回答が9人もいました。ていうか、現役でアピールしてくれたのはたった一人ですよ。もっと熱意を持とうぜ、みんな。
 ちなみに、私のアピールポイントは「フィギュアの瞳塗装」です。細い睫毛を描く技術を含めて、これだけは人に負けないつもりです。1/8から1/24までならほぼ同レベルで瞳の描き込みができます。逆に、1/6以上の大きな目になると全体のバランスがつかめなくて大苦戦してしまうのが弱点です(^^;。


3.展示会について
◎展示会に出品する作品について特に気をつけているところはありますか?
 人に見てもらう以上、最低限見てもらえる価値のあるものにすること。
 人に見せられるものを作ること。
 作品として出品する以上、できるかぎり丁寧に仕上げる。
 見目麗しく。
 数を出す。
 作るので精一杯。
 何かひとつは必ず新しい技術、素材を使うこと(ヤマパンスキー氏)。
 展示する以上はきちんとベースをつける(SAT.氏)。
 意図的でないかぎり、きちんと仕上げる(解説ファイルやコメントカードを含めて)(SAT.氏)。

 自分の楽しみで模型を作ることと、展示会を開いて来ていただいたお客様に楽しんでもらうことは「何のために模型を作っているのか?」という観点からすると相反する事柄のように思うこともありますが、敢えて皆さんに聞いてみました。 返ってきた回答を見ますと、展示会に対してはそれなりの意識がされているようで安心しました。が、初心者ゆえに手が追いつかないジレンマを味わわざるをえないといったところでしょうか。
 ま、展示会というのは、普段の模型同好会の活動を発表する場ですから、展示会仕様の特別なものを作る必要はありません。普段の積み重ねがそのまま展示会の盛り上がりにつながるということを意識していただければ、と思います。
 ちなみに、私の場合、作品については展示会用にどうするとかいうことはありません。作るものは基本的にすべて展示会に出して写真を撮ってHPに載せて使命を達成するようになっているからです(笑)。人に見てもらうこと、人の視線を意識しながらのモデリングは、緊張感もありますしファイトも湧いてきます。 だからベストも尽くせますし、力の最大限を注ぐことができるのです。ですから私はいつも全力投球です(笑)。
 で、肝心の「特に気をつけていること」ですが、ひとつは梱包できるように作ることですね。今は比較的近くに住んでいますが、以前は1000キロくらい彼方に住んでいたりしたので、ちゃんと箱詰めできて壊さないで運搬できるように作ることが必要でした。 もうひとつは、壊れやすいところは壊れるように作ること、です。これは展示会中のアクシデント対策です。お子様もたくさんいらっしゃいますし、思わず手が出て作品が破損することもよくあることです。なので、私は壊れやすいところは壊れやすく作ります。その方が万が一の時にダメージが小さく済み、回復も簡単なのです。 瞬間接着剤を使えば危ないところを強くすることはできます。しかし、その状態で破壊が起こるとパーツ自体が破損して復旧ができなくなります。しかし、パーツの強度よりもパーツの接着部の強度が弱ければ、衝撃によってパーツが外れることがあってもパーツそのものは壊れないで済みます。そして、もう一度軽く付け直せば元に戻るのです。 これは実際に痛い目にあった経験から得たもので、危ないものを作る場合には参考にしてください。展示途中でリタイアするのは本当に残念ですからね。3つ目はSAT.さんも書いてますが、展示ベースを作ることです。少しでも自分の作品がよく見えるようにしたいじゃないですか。ですから、例え簡単なものであってもベースは作る、または用意するようにしています。 この辺は現役の皆さんにも見習ってほしいですね。作るので精一杯という意見もありましたけど、苦労して作ったものですから、少しでも格好良く見せようという努力をしてほしいです。準備段階で作品だけ置いていなくなってしまう人が何人もいました。セットアップは人任せでいいんでしょうか?何というか、自分の作品に対する思い入れというか愛を感じません。 飾るところまでが作品ですから、きちんとやってほしいです。作品が可哀想です。

◎今回、展示会に出品した自分の作品について「ここを見てくれ〜」という点はどこですか?
 Me262の裏面
 スカルマンの造型
 ヴァイタルガーダーの目
 強いて言うなら塗装です。初めてエアブラシを使ってみました。
 全面塗装仕上げのマーキング(ヤマパンスキー氏)
 沢庵和尚の笑顔、ジオングのベース、カールの柵と全体、ちよの顔(SAT.氏)

 作る側にその気持ちがないと見る側を惹きつける作品はできません。回答なしが6人もいたのがとても残念です。自分の作品を見るならここを見ていってほしい、というアピールポイントは必要だと思います。
 ちなみに私の場合は、今回の目玉はキラの塗装でしょうかねぇ(笑)。キラくんは自分の筆塗りの腕を示すために作った(塗った)ようなところがありますから。1/20のフィギュアに縁取り付きの瞳に水晶体まで描き込んでありますし、なかなか見られないものではないかと自負してます(笑)。 クラリスの方はクラリスの顔はもちろんですが、急カーブでロールする車体の表現とオープンにした天井の改造部分に注目してほしかったです。車体を傾ける工作は、ほぼ実車と同様の機構で傾きを再現している・・・はずです(^^;。あずまんがの方は、きれいな塗装くらいかな〜。これはどちらかというとキャラ人気あてでお茶濁しアイテムでした。 自己満足系です(^^;。

◎逆に、「ここは見ないで〜」という点はどこですか?
 荒い部分
 細かい部分
 左手が右手なところ
 グーンの塗装
 細かく見ても見せられるほどのアピールポイントがない点
 多数
 表面処理が甘いです。くぅー
 ベース(作るヒマなし)(ヤマパンスキー氏)
 bBの細部、F-117の裏側(SAT.氏)

 弱点を意識することは重要です。そして、それを克服していくことはもっと重要です。次回作でこの反省を生かしてください。
 ちなみに私の場合、今回はクラリスのベースです。回転ベースを使ったアイディアはグッドだと思っていますが、背景の路面と崖がいい加減すぎて全体の作品の質を下げてしまいました;;。 もっとしっかり作るべきでした。うー、悔やんでも悔やみきれない〜、うー。

◎人の作品を見るとき、着目する点はどこですか?
 塗装考証丁寧な基本工作自分より上手いか知っている
アイテムか
オリジナリティがあるかその他
A氏      
B氏      
C氏     
D氏    
E氏     
F氏     
G氏     
H氏     
I氏      
J氏     
ヤマパンスキー氏   
SAT.氏  素直に感心できるか

 見る人の立場となって自分の作品はどんなところを見られているのか?を自覚してもらいたいと思って質問してみました。皆さん、見る立場としては「塗装」と「丁寧な基本工作」に着目しているようです。 上手く塗ってあるか?キッチリ作ってあるか?をまずはチェックする、といったところでしょうか。つまり、自分の作品もそのように見られているわけで、どんなところにポイントを置いて作ればよいのかよくわかると思います。 キッチリと素組ができて、塗装がちゃんとできることが最低限の合格ラインということになるでしょうか。


4.今後のモデリングについて
◎自分のモデリングに満足していますか?
 満足していない・・・・・・全員

 向上心を持つことは大切なことです。がんばりましょう。

◎模型を作る上で強化したいと思うことは何ですか?
A氏表面処理関係
B氏作業スピード
C氏スピード、確実性(途中で放り出さない)
D氏基本工作
E氏塗装技術
F氏基本工作
G氏材料知識
H氏基本的な部分
I氏加工技術
J氏ウェザリング、パテなどによる加工
ヤマパンスキー氏塗装、仕上げ、展示の見せ方
SAT.氏基本的技術の底上げ、仕上げの配慮、作品の背景を深く

 模型講習会の参考にさせていただきます。「作業スピード」と書かれている方は、モデリングより展示会を意識した感覚ですかね。普段から作っていればじっくり作っても問題ないはずです。 駆け込みで作った作品を出しても、時間がないことを理由に粗末な作品を出されても困っちゃいますね。見に来ていただいたお客さまにも失礼です。作業ペースを課題としている人は、スケジュール管理をきちんとできるようにしましょう。 自分の作業ペースでどのくらいの期間がかかるのか?モデリングの計画を立てられるようになると随分楽になりますよ。イベントの日程は決まっているのだから、逆算すればいつ頃から作り始めればいいのか自ずとわかるでしょう。
 ちなみに私の強化したいポイントは、ウェザリングとか褪色表現などの「質感のある塗装」とパール仕上げのような新分野の塗装表現の会得です。「塗装表現のバリエーションを増やしたい」といったところでしょうか。ここのところ頭打ち感が強くて限界を感じているのです。

◎やってみたい、挑戦したいと思っていることや作ってみたいジャンルがありましたら教えてください。
A氏フルスクラッチ
B氏作りかけのバイクがあるので作りたいです。あと、そのうちフィギュアなどもやってみたいです。
C氏ガレージキット(プロミネンス)
D氏MHとジオラマ。というか人を上手く作りたいです。35でも48でも。
E氏フルスクラッチねーぽん
F氏オリジナルメカのフルスクラッチ
G氏MH
H氏今のところなし
I氏
J氏
ヤマパンスキー氏AFV
SAT.氏1/16T型フォードを雑誌作例レベル以上で作る

 こちらの意見も模型講習会の参考にさせていただきます。
 私の場合は複製とかかなぁ。フィギュアの造型なんかもちょっと興味がありますが、自分に合った素材がなかなか見つからなくてね〜。

◎来年の展示会で作ってみたいものなどがありましたら書いてください。
 フルスクラッチ
 ジオラマ
 ネプチューン
 来年こそネプチューンを!!と言い続けてもう4年
 プロミネンス,サイコガンダム,サイコガンダムMk.II,カイゼルファイヤー,グラフサンダー,ウォーターバロン
 艦船に戻ると思います(ヤマパンスキー氏)
 1/100MHとスケールモデル(SAT.氏)

 展示会をやってみると次はアレを作ろう、などと意欲が湧いてくるものです。皆さん、がんばりましょう。
 ちなみに、私の場合、今年のアンケートでフィギュアが少ないという意見も見られたのでちょっとフィギュアに気合い入れてみようかなぁなどと思っています。スケールものではF1を1台は出したいんですが、どうかなぁ。うまく軌道に乗ればいけると思うのですが。あと、合同企画としてF−16ファミリー計画があります。 どうなるかわかりませんが、やってみたいですね〜。展示会直後のこの時期は思いっきり大風呂敷を広げられます(笑)。というわけで、大風呂敷を〜

フィギュア部門
 榊さんマグネット(あずまんが大王)
 神楽マグネット(あずまんが大王)
 遙(紅蓮)
 でふぉるめシー(サクラ大戦3)
 でふぉるめメル(サクラ大戦3)
 シー(猫)(サクラ大戦3)
 メル(猫)(サクラ大戦3)
 北大路花火(サクラ大戦3)
 鑑 純夏(マブラヴ)
 彩峰 慧(マブラヴ)
 涼宮 茜(マブラヴ)
 ヒカル(エンジェリックレイヤー)
 アスカ(おすわり)(エヴァンゲリオン)
 バイクミサト(エヴァンゲリオン)・・・・ほか(笑)

メカ系部門
 バルキリーファイターミリア機(マクロス)
 士魂号重装型(ガンパレードマーチ)
 吹雪(マブラヴ)
 アークエンジェル(ガンダムSEED)・・・・ほか(笑)

スケール部門
 F−16XL(F−16企画をやるなら)
 TF103(F1、今はトヨタかなぁ〜)・・・・ほか(笑)

広げすぎだと思います(^^;


5.IT環境について
◎インターネットを使っていますか?
 自宅で使っている・・・・8人+ヤマパンスキー氏,SAT.氏
 学内で使う程度・・・・・0人
 使っていない・・・・・・2人(使えるけど使っていないが1人)

 現役生のネット利用率もまずまずのようです。このアンケート結果もこうしてネットに乗せているわけでして、大いに利用していただきたいですね。

◎模同のメーリングリストに登録していますか?
 登録している・・・・3人+SAT.氏
 登録していない・・・・・5人+ヤマパンスキー氏
 わからない・・・・・・2人

 わからないというのは、たぶん登録してないんだろうなぁ。メールが届いていればわかるからね。これまで、たまにメーリングリストを利用して提案とかしていたのですが、なんだか無駄だったみたいです(^^;。 きちんと登録してコミュニケーションツールとしてメーリングリストが使えるようにしてください。

◎模同のホームページをよく見ていますか?
 ほとんど毎日見ている・・・・0人
 たまに見ている・・・・・5人+SAT.氏(掲示板は毎日見ている)
 ほとんど見ていない・・・・・・4人+ヤマパンスキー氏
 存在すら知らない・・・・・・1人

 ホームページには外部の方からのコンタクトもありますので、できる限りチェックするようにしてください。少なくとも掲示板は毎日チェックが必要だと思います。


6.さいごに
◎こんな模型講習会があったら参加してみたい、というご要望がありましたら教えてください。
 スケールモデルのいろは、のようなもの。
 まだ初心者マークもとれないような状態なので色々なことに挑戦したいです。
 ガレージキット
 複製講習会とか(ヤマパンスキー氏)。
 講師としてなら何にでも(ヤマパンスキー氏)。
 「パテの使い方」なんてどうでしょう(SAT.氏)。
 今度出る「ノモ研」(HJ刊)は使えそうです(SAT.氏)。

 具体的な要望を訊いてみましたがあまり意見があがってきませんでした。残念です。これまでの回答を参考にして、なにかしら講習会などができたらやってみたいと思います。 教えてもらうのを待ってても上達しませんから、教えてもらえる環境があるうちに積極的に質問とかしてほしいと思います。せっかくサークルでやっているわけだし、同じ趣味の人が近くにいるというのは刺激になるし勉強にもなります。 それに展示会という発表の場があるのも恵まれた環境と言えるでしょう。1人でやっているだけではなかなかこういう機会はありませんから。今後の活動に期待します。盛り上げる、のではなく盛り上がっていきましょうねぇ(^^)。


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