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ふりーはーとメールマガジン ==================================2002/06/30
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[ふりーはーとのメッセージ]

●  本を売る 

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 いささか部屋がぐちゃぐちゃで,むさ苦しくなって来たので少し片づけようかと思い立った。
 パソコンを放り出すと云う手もあるが,今回は思いとどまり,今流行(はやり)の新古本屋へ本を少しはらってみることにした。
 前にも書いたが,雑誌は時々処分しているが,本は捨てられないのでたまる一方である。
 古本はたまには,買うが,自分で買った本を売ったことはなかった。
 そういえば,昔一度だけ,手塚治虫のハードカバーの「ルドルフに告ぐ」の全巻を購入,読後すぐに友人に半額で引き取って貰ったことがあるが,これは稀な体験である。

 山下達郎なら「棚からひとつかみ」ですが(FMラジオDJ番組「サンデーソングブック」で彼が特集を組まないときにCDを撰ぶ言葉として使ってゐます),我が家の場合「床からひとつかみ」で,34冊,平積で高さ53センチメートルになりました。(これ以上になると駐車場から店まで運ぶのに重くてしんどい)
 (ころんでいたのをほとんど無作為に撰び書名は文末に書きましたので参考にしてください。)

 「●」印を付けた7冊は「お引き取りできません」とのことで,あえなく持ち帰りとなりました。(平積12センチメートル)
 結局27冊(41センチメートル)が売れ,しめて910円也でした。
安いのやら高いのやら判りませんが,一冊あたり34円,1センチあたり22円てとこですか。
 返本された「●」印のものですが,著者がどうのとか,中身がどうとかではないと思います。
 日焼け褪色があると新古本屋では,ほぼ価値がないとみなされるようです。
 見栄えさえ良ければこの店で数ヶ月前に買った本でも引き取ってくれます。

 売れた本が新刊で書店に並んだ時は41,880円(引き取って貰えなかったモノを含む)していたわけですが,今度はこれにいくらの値がついて店にならぶのでしょうか。
 まずは良いモノは新刊の約半分位で並べ,数ヶ月並べて売れなければ100円均一の棚へ移されるそうです。
 34円で仕入れて,数百円,あと100円に下げても,捌(さば)ければなんとかなりますね。

 結局,ブック*フ等では黒っぽいの(いわゆる古本)は駄目なんです。
 新刊本を読み終えたら,置いておかずにすぐ持ち込めばそれなりで引き取って貰えます。
 珍本(稀覯本),駄本関係なしである。
 なんらかの思い入れのある本は,このような店での処分は不快かも知れないが,却ってサバサバして良いか。(でも少しの汚れで突き返されるのは嫌だなぁ)

 庭の山梔子(クチナシ)の白い花が盛りで馥郁たる香りを放つ。
 すぐに萎(しな)びて色が変わるのが残念だが,実は黄色色素として用いられる。
 本の背を除いた三方,すなわち天,前小口,地を総じて「クチ」と云うようだが,新古本屋はこの部分の変色を嫌いヤスリをかけたりする。
 昔ながらの「古本屋さん」が見たら目を回し「とんだクチナシだ」とでも云うかしらん。

(いーーまでは,ゆびわーーもーー,まわーーるほどー)


【今回新古本屋に持ち込んだ本(順不同)。ちょっとパソコンものに偏ってゐる】
「スパタミン」 スパタ斎藤著 アスキー出版局 1400円 カバー帯付き
「パソコンなら仕事が2倍できる」 諏訪邦夫他共著 技術評論社 1480円 カバー付き
「全図解 マッキントシュ」 東京マッククラブ編 カッパブックス 980円 カバー付き
「ママのどたばたパソコン日記」 大塚忍著 共同通信社 1400円 カバー付き
「これで十分一太郎8仕事術」 高橋滋子著 中公PC新書 760円 カバー帯付き
「インターネット「ホームページ」の作り方」 佐藤隆志著 ごま書房 800円 カバー帯付き
「PC道」 スパタ斎藤著 アスキー出版局 1400円 カバー帯付き
「TurboLinux3.0ハンドブック」 IDEA・C著 ソフトバンク カバー帯付き
●「美味しんぼの食卓」 雁屋哲 角川文庫 390円 カバー付き
「美味しんぼ主義」 雁屋哲 角川文庫 430円 カバー付き
●「美味しんぼ主義」 雁屋哲 角川文庫 430円 カバー付き ※誤記にあらず同じ本
「三十五歳たちへ。」 泉麻人著 読売新聞社 1100円 カバー付き
●「地下鉄の友」 泉麻人著 産経新聞社 1000円 カバー付き
●「コラム百貨店」 泉麻人著 マガジンハウス 1200円 カバー付き
「「超」知的生産とパソコン」 野口悠紀雄著(株)アスキー 1600円 カバー帯付き
「デジタル・ライティングへの招待」 歌田明弘 アスキー出版局 1800円 カバー帯付き
●「別冊宝島262 インターネットの激震」 宝島社 850円
「別冊宝島428 おかしいネット社会」 宝島社 1000円
●「極めるHTMLTipテクニック」 大島智樹著 秀和システム 1000円
「緊急指令!電子メールを活用せよ」 江下雅之著 技術評論社 1500円
「できるPowerPoint2000」 インプレス 1380円 帯付き
「できるLinuxサーバー構築編」 インプレス 1980円 カバー帯CD付き
「VAIOnote505HyperOperetion」 石井英男他著 ソフトバンク 2400円 カバー付き
●「Linuxを256倍使うための本(改訂新版)」生越昌己他著 アスキー出版局 1200円 帯付き
「情報狂時代」 猪瀬直樹他49人著 ジャストシステム 1600円 カバー付き
「スパタ斎藤の俺はハマリ者!」 インプレス 1500円 カバー帯付き
「修験道の本 ブックスエンテリカシリーズ」 学習研究社 1000円 カバー帯付き
「図解 密教のすべて PHP研究所」 1400円 カバー帯付き
「図解 仏教のすべて PHP研究所」 1300円 カバー帯付き
「PHSが25分でわかる本」 藤沢太郎 明日香出版社 800円
「インターネットでわかったこと」 インターネット利用研究会編 技術評論社 1600円 カバー帯付き
「パソコン「知の工房」の作り方」 秋津勝太郎著 オーエス出版社 1300円 カバー付き
「パソコン「超」仕事法」 野口悠紀雄 講談社 1200円 カバー帯付き
「インターネットトンデモ活用」 裏インターネット研究会編 1200円 カバー帯付き
 しめて910円也で売却
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後記:去年も書いたか,きょう6月30日は「夏越大祓」,神社に詣でる。神社では参詣人に茅(ち)の輪をくぐらせて祓い浄める。鳥居に固定した茅(かや)で作った大きなわっかを最初中央を通り右外を戻り,またくぐり,左外を戻り,またくぐる。8の字にくぐるんですな。
 祓って貰ったあと,ほんの一滴,巫女さんが御神酒(おみき)をついでくれるが,これが毎年なぜか腑(ふ)にしみる。





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