++fleaheart++++fleaheart++++fleaheart++++fleaheart++++fleaheart+++fleaheart++
ふりーはーとメールマガジン ==================================2003/06/08

第100号をお届けします。
配信希望,解除希望,ご意見,励ましのお便り等は,
「ふりーはーと読者の広場」
http://www61.tcup.com/6115/sbd.html
をご利用ください。

「Fool on the Hill 鄙の家」http://www.pluto.dti.ne.jp/~wada/
ふりーはーとの「空き地」(自宅サーバ)http://fleaheart.dyndns.org/fleamain.htm
からもリンクされています。

★☆ 現在発行部数 44位 です。☆★
====================================================================
[ふりーはーとのメッセージ]

● バジルが枯れた日    

--------------------------------------------------------------------

 百号を迎え,こころなしか,キーボードを打つ肩に力が入る。
 先に「メールのお作法」と題して,ネットコミュニケーションの匿名性をテーマに原稿を書き終わって,配信前に家人の検閲(?)を受けたところ,これがあろうことか,「ボツ」の烙印を押されてしまった。
 テーマとは別に男女が登場して,若干のこころの揺れを表現した部分もないでもないのだが,べつにどうということはないと思ってゐた。「青少年の明るい未来」(?)のために好ましからざる表現との指摘があり,全体としてもネットのイメージを悪くしているとのことであった。
 せっかくの百号記念と思って新境地を目指したのだが,とんだ徒(あだ)になった。

 急遽,書き直しを命じられた恰好で,この稿を進めてゐるがしんどいものがある。「メールのお作法」の女主人公を「バジル」としてゐたので,この稿の題は,反省も込めて「バジルが枯れた日」とした。実は,家人によれば,去年植えたスイートバジルは立派に育ったのに,今年ハーブ園で買ってきたバジルの苗は二本とも枯れたのだそうな。

 「そんなこと知るか」である。

 実は,前々号に,アナログレコードのかけ方について書いたが,その後,駅に人を迎えに出た際,コンコースで中古レコードを売ってゐるのを見つけた。
 ふだんは同様の催しがあっても熱心には見ないのだが,この度は待ち合わせの時間潰しに一枚ずつ見た。二十まい近く抜き出して更に欲しい順番に並べて行く。
 ブルーノートの輸入盤が四枚あった。値段が安くないので,千五百番台だけにしたが,それでも三枚,国内盤が一枚。どうしても外せないプレスティッジ(国内プレス)が二枚,結局,この店にあったレコードの高いものから順に六枚買った勘定だ。
 店番の女性はおおにこにこである。「今夜はステーキを奮発」とでも思ってゐる顔つきであった。こちらは,思わぬ出費にうなだれ気味。
 早速,家に帰ってお作法通り,針を落としてみたら,これが「大満足」。たまたまCDで買っていない盤が四枚。ブルーノート輸入盤については,CDで買う必要は感じられなかった。

 「バジル」は別名「バジリコ」とも言う。同じ録音をCDとアナログで揃える愚挙はよしたほうがよい。あたりまえの話を当たり前に理解できた「レコード大人買い」でありました。


追記:前段に書いた小説「メールのお作法」,実際は,書いておらんのだろうと言われると辛いものがある。まさか,あるまいが「是非読みたい」向きには内緒でメール請求して頂けば,「号外」としてお送りしたいところ。しかし,編集長に阻止される可能性も否定できない。

--------------------------------------------------------------------
後記:急遽の書直しに配信が遅れた。
 読者諸賢のお陰で当「ふりーはーとマガジン」,なんと,百号までお送りすることができた。「しょうもないから,送ってもろうたら困るよ。」の声もなく,今日まで続けられたことを謝したい。
 もちろん,人生五十歳を超えて了うと,諸兄同様,小生とて悲喜交々である。敢えて取るに足らないこと,書いても書かなくてもよいこと,出来れば書かない方がどちらかと言えばマシといった事柄を厳選(?)して書くと言うコンセプトでお送りしてきた。
 にも関わらず,読んで下さっての概ねの感想は「W田らしい」,「おもしろく読ませてもらっている」である。
 なんとも有り難い限りだ。
 更に「久しぶりに会うが,メール読んでるので,そんな気がしない。」とおっしゃっていただけるのも嬉しい。
 体調不良のおりには,見舞いのお言葉も頂いた。
 「Re:メールを都度したいが,ついつい…」と言うのも有り難い。
 結局,そんな,こんなに支えられての百号である。


ふりーはーとメールマガジン バック・ナンバー(画像追加も有)は,
http://www.pluto.dti.ne.jp/~wada/fleamain.htm
http://fleaheart.dyndns.org/fleamain.htm
をご覧ください。
配信時の内容が訂正,改稿されている場合があります。
ふりーはーとメールマガジン ================================== 2003/06/08
++fleaheart++++fleaheart++++fleaheart++++fleaheart++++fleaheart+++fleaheart++