ふりーはーとメールマガジン ==================================
2001/09/02
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[ふりーはーとのメッセージ]
● 蜆(しじみ)
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めっきり過ごしやすくなってきた。
このたびは,配信者の事情で,例によって旧作引用で,茶を濁そうとしていたが,読んで下さる方に申し訳ないので,与太になるが,金曜日の夜中と言うか土曜日の朝の出来事を書いてみることにした。
小生は,宍道湖の蜆(シジミ)を最高と心得ている。
先に松江市へ出張した際に買い求めた宍道湖べりの蜆屋でキロ900円で買い求めた蜆は生涯に食した蜆の中で最高位ランクされるものであった(他には数年前,日照り続きで渇水して川の流れが分断され,水たまりに命からがら集まって来た蜆が面白いように捕れたが,これが実に旨かった。)。
粒の揃いと言い,身の太り方といい申し分なかった。
食した後になってTVのニュースでこの時期の蜆を「土用蜆」と称して珍重がることを知った(土用は春夏秋冬にあるが,鰻の例による如く夏の土用のことらしい。)。
金曜日の夜は,休日が控えていることもあって,気が緩み,ついつい紅灯の巷を彷徨うこととあいなる。
うちのかみさんは,金曜日の晩は,そこいらの奥方とは,出来が違っ(どうも最近この「ふりーはーと」に良く書かれていないと本人が言っておるので軌道修正しておく。)て,酔い醒
ましに,いつも蜆のみそ汁を用意していてくれている。
これは,実にありがたいことだ。
多少の呑みすぎは,これで癒える。
蜆とかみさんのお陰である。
このメールマガジンをお読み頂いている貴方は,既に,お気づきかと思うが,筆者はどちらかと言えば麺好きである。
素麺,ラーメン,うどん,パスタ,皆好きである。
スパゲッティーは自分でソース(ボンゴレロッソとか)を作って悦に入って食す。
で。(この「で。」がでるとヤバイ。)
先週の金曜日,筆者が,しっかりきこしめして(「きこしめす」は「飲む」「食う」などの尊敬語。
お召し上がりになる。<広辞苑より>),ご帰還なされたと思(おぼ)し召せ。
(おいおい,ちゃんと判る日本語で書けよ!)
小生,たわむれに,料理を創案する趣味がある。
筆者,女房殿に向かって曰く「冷蔵庫に保存したる生ラーメンを茹でるべし」。
女房殿,酔っぱらいには勝てぬと,仕方なくラーメンをゆがく。
さらに,しっかり湯切りをし,どんぶりに移すべし。
別に用意したる蜆のみそ汁を注ぐべし(偉そうに!)。
刻みネギをふりかけるべし(なんたる横暴振り。)
で。
この特製「蜆ラーメン」を試食したのであるが,これが実に不味いのである。
何故か判らぬ。
上記したボンゴレロッソは,アサリ出汁(だし)であるし,パスタとの相性は抜群である。
同じ貝の蜆とラーメンの相性が,何故悪いのか?
拙文をお読みの諸兄,諸嬢が追試験をし,原因を究明されることを願う次第である。
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後記:午前2時頃ごろ,帰宅し,シジミ・ラーメンの試作をし,拙文を書いていたら,土曜日の朝になっていた。不味い訳は容易に判ったが,酔っぱらいにはそこまで予測できない。
土曜日は,友人の訪問をうけ,前号のMJQのアナログLPなどを久々聞いて過ごした。
ワダ
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内容が,改変されている場合もありますので要チェック!?
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