ふりーはーとメールマガジン ================================== 2001/08/19
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ふりーはーとのメッセージ]

● 本のことなど
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 私は,いわゆる読書家でも愛書家でもない。
 先週は2日間,盆で休ませてもらったので,時間潰しに本を買ってしまった。
 買っただけで読んだと言うわけではない。
 我ながら少し冊数が多かったので書名等紹介する。

 順不同:
 ○「古本でお散歩」岡崎武志 ちくま文庫
  これは,読了。若い筆者の古本への愛着が胸にしみる。

 ○「トコロテンの夏」沢野ひとし 角川文庫
  半分くらい読んだ。文章も独特の絵も楽しい。

 ○「古書法楽」出久根達郎 中公文庫
  これは,新泉社版を持っているはずだが購入。アナログLPレコードを持っているのにCDを買うのと同じ気分。

 ○「浮世絵博覧会」高橋克彦 角川文庫
  これも読了。氏の浮世絵関連の著作は小説,研究書(?)問わず面白い。

 ○「変体少女文字の研究」山根一眞 講談社文庫
  未読。リアルタイムでは,雑誌「DIME」に「スーパーIT書斎の仕事術」を連載中だが,氏の「スーパー**の**術」類は,見つければ買う。「**の研究」は,つきあい (?)で仕方なく(?)購入。

 ○「DOS/Vブルース」鮎川誠 幻冬社文庫
  書名に惹かれてつい購入,結構内容はおもしろいが,残念ながら今役立つことが書いてあるわけではない。パソコンノスタルジアには浸れるし,氏のパソコンへのアプローチの在り方に興味深いモノがあります。(鮎川氏はミュージシャン。HPもお持ちの筈です。)

 ○「美味しんぼ主義」雁屋哲 角川文庫
 ○「美味しんぼの食卓」雁屋哲 角川文庫
  隔週刊コミック誌「スピリッツ」にロング連載中の「美味しんぼ」の原作者の手による随筆。
  これも確かオリジナル本(単行の方)を買ってた筈だぞ。

 ○「恐るべきさぬきうどん-麺地創造の巻-」麺通団 新潮OH!文庫
 ○「恐るべきさぬきうどん-麺地巡礼の巻-」麺通団 新潮OH!文庫
  読了。まさに「お笑いバカ本」(あとがきより)である。これには,はまった。私は,夏休日の昼食は,そーめんを常食として来たが,なんと,密かに讃岐うどんを手に入れ,冷やしうど
  んにして内緒で食うことも不本意ながら…。
  掲載の麺聖森村氏のホーム頁「うどんグルメの旅」
  http://www.ne.jp/asahi/mensei/udon/
  です。これは,さぬきうどん情報(他県うどん情報もあり。)としては,空前絶後,世界最詳に違いなし。

 ○「せどり男爵数奇譚(きたん)」梶山季之 ちくま文庫
  読了。古本ネタ小説としては,古典に属するのかも。読みたいと思っていたら,ちくま文庫に入っていた。「せどり」とは,古本業者さんが,同業他店から黙って「仕入れ」る ことの謂。
  永江朗氏の解説によれば,ブックオフなどの100円均一棚が,今や格好の「せどり」対象の由。105円(税込み)で買って従来型の古本屋さんへ持ち込んで200円で買って貰えるとすれば,本の知識さえあれば結構なアルバイトになる道理。

 ○「もの食う人びと」辺見庸 角川文庫
 ○「もの食う人びと」辺見庸 共同通信社
  だいぶ前にあるが,友人がソウルに住んでいたときに持参し,彼に置き土産とした。久々再読しようと思ったのだが,別に2冊も買うことはないか。

 ○「三十五歳たちへ。」泉麻人 読売新聞社
 ○「コラム百貨店」泉麻人 マガジンハウス
 ○「地下鉄の友」泉麻人 産経新聞社
  上記3冊未読。「TV探偵団」とか,民放FMに朝早く電話出演する(先日,黙って穴を開けたらしい。)泉麻人(佐良直美と同じ顔の男性)に興味があったこと,雑誌のコラムをたまに読むこと等でちょっと読んでみようかなと思った。多分気の迷いだ。

 ○「電脳騒乱節3」中村正三郎 技術評論社
  パソコン雑誌「The BASIC」(今は廃刊)で連載中読んでいて,単行本になっても「1」「2」は買った筈だが,所在不明。

 ○雑誌「パソコン批評」隔月刊8月号 マイクロデザイン
 ○雑誌「PC自作派」不定期刊Vol.17 マイクロデザイン
  本屋やパソコンショップで見かけると購入。広告掲載を拒否している雑誌なので少し割高,内容は多少(?)マニアックか。

 お気づきかと思うが,新刊本ばかりを買ったわけではない。
 100円(中には特売で50円)のものが,大方です。

 本を紹介するのは,脳味噌の中身を見透かされるので嫌だが,ここ2週間ほどで入手したものに限ったので良しとする(にしても軽いモノ,趣味に偏ったものばかりだ。)。

 雑誌は捨てるが,他の本は捨てられないでたまることになる。
 本棚を持たない私は,戸棚に押し込んだり,段ボール箱に詰め込んだり,そこら辺りに平積みにしているので,一切,調べモノに使えない(検索不能)のである。
 困ったこととは,思うが仕方ない。
 お陰で,知り合いが訪ねて来ても,脳味噌の中身まで見透かされる心配はない(笑)。

 故あって時々,ある著名な作家の方が,御著作を送ってくださることがあるのですが,私にとって辛い内容であったりすると,途中まで読んで止してしまうことになって了い,実に心苦しい。
 表紙を繰ったところへ「W田さんへ」と書いてあって,流石に余所へは回せないし,家宝として大切に保管させていただいております。
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後記:15日は恒例の福山の芦田川で花火大会があった。これをネタにすべくこころの準備をしていたら仕事帰りに呑みに行ってしまい,すっかり打ち上げが終わってから帰宅した。福山に居て花火を見なかったのは,自宅等の位置の関係もあるが,初めてであったろうか。
ワダ

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