藍原瑞穂(雫)
JR宗谷本線 瑞穂駅
所在地:北海道上川郡風連町瑞穂
訪問日:1997年11月16日(日)
日曜の昼下がり、ダイヤルアップ接続した私あてに届いていた、あゆからのICQメッセージ。
「起きたら電話くれ」
これが、あのような事態を招くことになるとは、私も、あゆも、想像していませんでした……
この後、電話をしたところ、あゆから告げられたのは、以下のような事柄でした。
同盟チャットで、「瑞穂駅」というのが旭川の近くにあるラシイので、写真を撮ってくるように
手元に地図が無かった私は、「まあ、そんなに遠くじゃないと思うから、とりあえず後で行ってみるか」と安易に考え、一旦あゆの家に向かうと告げ、受話器を置きました。
私の車の中には、愛用しているロードマップ「ZIG ZAG」(農協スタンド謹製)があります。早速車に乗り込み、道北版を開いて検索を開始しました。
旭川…旭川四条……南永山……将軍山……上川……
石北本線には無いようです。ということは、宗谷本線か…
え〜と……比布…蘭留…和寒……士別……多寄……
あった!
そこは、士別を過ぎて、名寄との中間あたりでした。
「みずほ」地図には、確かにそう書かれていました。距離にして、片道約80キロ……どこが旭川に近いんだ?? と思いつつ、あゆの家に向かい、このことを告げる。
「どこが旭川の近くなんだ??」 やっぱり同じ反応したか。しかし、そこでめげる私ではない。そう、時間は午後3時を間近にしたあたり。
「今から出れば、日の入り迄には着くハズだ!」言ってしまったら、もう後には引けない。早速「瑞穂駅」に向けて出発です。
午後3時。天気はくもり。我々の行く先は、光り輝く未来…のはずはありません。この天気だと、電波の届きづらいね…とか言いつつ、出発前に記念撮影。カメラマンは私。車の運転も私。そして写真に写るのは「みすた〜」こと綾波“111%元帥”あゆ!(ぉ
ぼちぼちと車を走らせ、途中、道に迷いながら(裏道走ったら、途中で道一本間違えたのね(汗 なんとか到着。時間は午後4時を少し回ったあたり。「を〜、ちゃんと1時間で着いたよ〜」途中、何キロ出したかは秘密です(バビョ
苦労の末にたどり着いた瑞穂駅。そこは、のどかな田園風景が広がる地でした。 宗谷本線の「多寄」と「風連」の間に位置する「瑞穂」駅は、1日に上り列車が4本、下り列車が4本止まる、無人駅でした。まわりに民家はほとんどなく、待合室もさびれた感じ…自転車置き場には、1台の自転車が捨て置かれていました。

待合室の中には、1冊のノートがありました。この駅を訪れた人々が、色々な事を書き綴っています。「北海道を自転車で走って…」「興部駅から…」そんな中に我々の目を引いたメッセージがありました。
「某ゲームのヒロインキャラと、漢字まで同名(?)…」この、某ゲームって、どっちだろう? 多分、○級生なんだろうけど…もしかしたら…う〜ん」と悩んだ末、我らが「みすた〜」のとった行動といえば、もう(以下略

やってくれたぜ、「みすた〜」

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