うっちいの音楽箱!特別企画:WinGroove

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● TOPICS 第1回 ●---Windowsユーザー対象---


もっといい音で
MIDIを聴こう!

みなさんのパソコンは、よい音でMIDIを再生していますか?
オルゴールがおもちゃのオルガンのような音で鳴っていませんでしょうか?
えっ?「余計なお世話だ、べらぼうめ!」
まぁそんなことを言わないで、ちょっとだけでもこのページに針を通してください。
”針”じゃなくて”目”ですね、すいません。



●パソコンでMIDIを鳴らす

◇パソコンと音楽の相性

パソコンというのは、音楽を楽しむために作られている、とは言い難いシロモノ。CD-ROMに音楽CDを入れて音楽を聴いたり、WAVファイルを鳴らしたりはできますが、CDはやはりCDプレーヤーで聴いた方がいいし、WAVファイルも音質のよいものは荒井さん(仮名)もひっくり返るほどのサイズになり、うっちい1号(133MHz、1.2GB)のようなちゃちなパソコンなどにはかなりの負担になってしまいます。

技術の進歩は、こうした流れも変えてくれつつあり、音楽ファンにとってパソコンが必須アイテムになる時代も近い印象は持っていますが、それでもまだまだ。。。その中でも、”MIDI”はかなりのパソコンユーザーに浸透してきています。アコースティックな音にはかなわないけれど、電子音系ならばなかなかのサンプリングでしかもサイズが小さい。これならば荒井さん(仮名)も納得でしょう。



鮮明な画像ではないので、見えるかどうか?(^^;)

左の”ESFMシンセサイザー(220)”とあるのが、私のPC(うっちい2号)のデフォルトシンセ。”Roland...”が外部接続。そして、3つ目が”WinGroove”。現在、WinGrooveを選択しているため、色が反転している。


ただし、日本産であるMIDIは、その再生機能がはじめからパソコンに搭載されていないことがあります。また、搭載されているとしても、とってつけたような情けない音質のものであることが多いのです。例えば前述の私のPCうっちい1号にはMIDI再生機能は搭載されていませんでした。また、うっちい2号(MMX200MHz)には、MIDI再生機能が搭載されていましたが、MIDI Roomのオルゴールを再生してみたところ、お子さま用玩具ピアノのような音が鳴り響き、悲しさのあまり2〜3日は半身浴をしませんでした。いや、半身浴なんて滅多にしないのですが。

さて、しばらくの間、MIDIは外部接続音源(後述)を使って聴いていましたが、なにしろうっちい2号はノートパソコン。行く先々に外付け音源を持っていくことは不可能ですし、めんどうくさい。そこで私は、ソフトウェアMIDIを使用することにしました。




◇パソコンでMIDIを鳴らす

パソコンでMIDIを鳴らすには、外部接続音源を使用する方法とソフトウェアMIDIを使う方法があります。外部接続音源は、いわゆる”外付け音源”のことであり、音を鳴らすための機械をパソコンにつないで使用します。詳細は「鳴らそう!BGMを」で特集していますので、そちらをご覧ください。ソフトウェアMIDIとは、上記のシステムをソフトで補うという画期的なものです。外部接続音源に比べると、いろいろな面でやや性能が落ちますが、MIDIを再生するためのみに使用するのであればそれほどデメリット面はありません。

さて、ソフトMIDIを導入するにあたって、私はいくつかの製品を聴き比べてみました。少々、独断と偏見も入りますが、一個人の意見として読んでいただければ幸いです。

私は「定番モノ」が大好きなので、次の3つの製品を選びました。すなわちRolandのVSC-88とYAMAHAのMIDPLUG+S-YG、そしてあざらしさんのシェアウェアWinGrooveです。この3つを聴き比べました。また、参考までにRolandの外部接続音源(SC-88)とパソコンにもともと入っていたシンセを、加えておきます。

聴き比べるにあたって、私の曲を2曲使いました。ひとつは「真昼のはみがきロック」、もう一つは「musicbox02」です。結果は下記の表のようになりました。使用PCはMMX200MHz、メモリ64MBです。


音質 音飛び 設定
VSC-88 ときどき 製品CDからのインストールは簡単。設定も難しくないが、初心者は設定画面を開かない可能性あり。
S-Yシリーズ
+MIDPLUG
ときどき YAMAHAのサイトからダウンロード(試用版)。これが以外と複雑。また、アンインストールがわかりにくい。
WinGroove ときどき インストールから各種設定まで簡単。
Roland製
外部接続音源

(S級)
なし 初心者には難解な部分がある。特に、マニュアルは中上級者向けに記述されている。
ESFMシンセサイザー
(PCにもともとあった)
× ときどき パソコンにもともと入っているため、特に設定は不要。音質は他のソフトと比べると「劣悪」と言わざるを得ない。

さすがに一流のソフトMIDIだけあって、各製品ともそれなりに良い性能をそなえていました。ただ、「真昼のはみがきロック」は、どの製品も音質的に不満はなかったが、「musicbox02」はVSC-88もMIDPLUGもなんとなくおもちゃのような音質である印象を受けた。その中でWinGrooveだけは、素晴らしい音質でオルゴールを再生。外部接続音源と比べてもひけを取らないほどのものでした。電子音的なものならば、各製品とも満足できるかな?いずれにしても、音質面ではWinGrooveがひとランク上でしょう。
WinGroove
WinGroove画面
(モノクロ画像)


音飛びに関しては、PCの性能にもよるのだが、外部接続音源と比べるとどうしても目立ってしまった。しかし、設定でPCの性能に見合った動作を選択することができる(サンプリングレートを11MHz〜44MHzまで3〜4段階調節)ので、致命的な音飛びはなかった。

音飛びを減らすには、当たり前のことであるが、同時に起ち上げているアプリケーションの数を減らすとよいようだ。

                                                                                 

設定に関してもWinGrooveが一枚上手。インストール時に、PCの性能を計測してくれるのも親切だし、慣れてくると設定画面をいじって音質を変えてみたりして遊ぶことができ、これがマニア心(笑)をくすぐる。

気になったのは、YAMAHA独自の”XG”音色データとRoland独自の”GS”音色データ。XGもGSも、基本的にはそれぞれの社の製品でしか鳴らすことができない。WinGrooveは一部のGS音源に対応しているものの、真昼のはみがきロックのGSドラムなどは意図どおりに鳴らなかった。これは、MIDIファイル制作者側が配慮しなくてはならない点かもしれない。。。(^^;)




◇WinGrooveでMIDIを快適再生(^^)!

というわけで、うっちいの音楽箱ではあざらしさんのWinGrooveに軍配をあげたいと思います(^^)!

先に触れたとおり、この高性能ソフトMIDI”WinGroove”は「あざらし」さんによるシェアウェアです。使用期間30日間で、ユーザー登録は2000円で行える。これは、VSC-88Hの店頭価格の3分の1程度であり、この性能でこの値段は「格安」と言っても言いすぎではないであろう。

しかし、初心者の方にとって「シェアウェア」というのはとてもやっかいに感じられるもの。「詐欺に会うのでは?」だとか「お金を払ってもインストールできないのでは?」、「マニュアルが付いてこないから。」などの理由でとっつきにくく感じられている方もいらっしゃると思います。しかし、WinGrooveは非常に簡単にインストールできる上に、ユーザー登録もクレジットカードがあれば簡単に行うことができるし、銀行振込でももちろんOKです。

全ては、あざらしさんのサイトに行ってから、始まります(^^)。あざらしさんのサイトで、WinGrooveの音質のよさを、Wavファイルなどで確認できます。各種シンセの音質の違いなども体感できますよ。また、製品の詳細な説明も掲載されています。

インストールも簡単。なにしろ、ダウンロードしてできた電子レンジをWクリックすればOK。あとは出てくる説明どおりにインストールすればいいのです(^^)。下記に、WinGrooveのあざらしさんのサイトの他、YAMAHAやRolandのサイトへリンクしておきます。

WinGroove あざらしさんのサイト

MIDPLUG YAMAHAのサイト

VSC-88H Rolandのサイト

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1999.1.18 うっちいの音楽箱