←8/17  8月18日(ザルツカンマーグートと夜のザルツブルク)

Sound of Music

みなさんは映画「サウンドオブミュージック」をご覧になったことはありますか? もしまだな方は、今すぐレンタルビデオ屋に走るべし!クラシックファンやミュージカルファンでなくても見て損はなし。 感動すること間違いなしの名作です。

その名作の舞台となったのが、ザルツブルクとザルツカンマーグート。ザルツカンマーグートは、ザルツブルクから車で小1時間行った山間に ある、美しい場所。マリアがオープニングで歌ったり、子どもたちと「ドレミの歌」を歌ったりしたのもザルツカンマーグート。そのザルツカンマーグートにも 足を運びました。


ザルツカンマーグートに行くバスの中での会話は、もっぱら「サウンドオブミュージック」の話題。
「一番好きな曲は「My favorite」かなぁ」
「わたしは”全ての山に登れ”がいいな」
などと、「サウンドオブ・・・」のファンがこのツアーにはたくさんいらした。

そのとき、私は少し不安になって、恐る恐る妻に尋ねてみた。

「”サウンドオブミュージック”って観たことあるよね!?」
「・・・ううん。」
「!」

なななんと(^^;)!
実はこの人、私の奨める映画は「キワモノ」と勘違いしている人なのである。何せ、
「何か面白い映画ない?」
と尋ねられたとき、 たまたま借りてきていた「時計仕掛けのオレンジ」(すでに3回観てます)(笑)を一緒にみたことが事の始まり。あのときは、
「もう観たくない!」
と言って半ベソをかいていた(^^;)。


ザルツカンマーグート

パノラマ写真で公開したいけれど、サイズが大きくなってしまうので断念。こういう景色が えんえんと続いているんです!




マリアと大佐の挙式が撮影された教会


聖ヴォルフガンク教会

映画は帰国してから観ようと約束し、最初にマリアとトラップ大佐の挙式場面を撮影した教会を訪問。 マリアが一段一段昇っていく階段。その階段をしかと観てきました。実は私自身、小学生の頃にオペレッタとして編曲された サウンドオブミュージックにフリードリッヒ役として出演したことがあり、この映画は私の中で特別な映画になっている。

その後、モント湖を眺めてザンクトヴォルフガンク湖に向かう。ここでは、有名な「白馬亭」で昼食をとり、スーパーマーケットで おみやげの「塩」をたんまり買い込みました。後ろに並んでいた現地のおばあちゃんが、
「あらら、そんなにいっぱい」
らしきことを言って笑っている。
「Gift」
と言うと、
「No!」
と言われる。どうやら、「あげる」と言う意味に聞き取ったようだった(^^;)。
※その後"Gift"はドイツ語で"毒"を表すことが判明(^^;)。みなさん、ご指摘ありがとうございました。。。



さて、ザルツカンマーグートからザルツブルクに戻ったのが15時。ホテルの夕食が 18時20分で夕食後すぐ、ザルツブルク城のコンサートに行く予定がある。観たいところは山ほどある! 私たちは足早に観光に走る!

まず、モーツァルトの住家を観光(写真は前日分)。「アマデウス」を観た方やモーツァルトに関する本を 読んだことがある方はご存じだと思うけれど、モーツァルトは結構、ナルシストでオプティミストでふざけたお人である。 この住家では、モーツァルトの天才的な能力も天災的な性格(笑)もどちらもうかがうことができる内容になっていて面白い。

映画「アマデウス」は史実に忠実というわけではないが、モーツァルトという人間はよく表現されていると思います。この映画 も1984年のアカデミー賞を受賞した名作なので、まだ観ていらっしゃらない方はぜひぜひご覧下さい。


その後、モーツァルト橋をわたってモーツァルト広場のモーツァルト像に会う。音楽祭中なので、この広場も観光客でいっぱい!


モーツァルト橋とザルツブルク城


モーツァルト広場のモーツァルト像


その後、ゲトライデ通りでおみやげを買い込む。モーツァルトの生家前をなんども行ったり来たり。。。これだけでも私は幸せな気分だ(^^)。 最後にモーツァルテウム(大学)に忍び込み、魔笛小屋を見ようと画策したのだが、ついに見つからず断念(T_T)。結局、ミラベル庭園から 魔笛小屋の背面が見える場所を発見し、壁に触っただけでした。次回はきちんと下調べしておこうと決心!



ザルツブルク城コンサートルームから
さて夕食後、夕立の中をホーエンザルツブルク城の城内コンサートに行く。 タクシーでロープウェイの駅まで行き、城まで登る。素晴らしい景色。しばし景色に見とれる。 旧市街の向こうをザルツァッハが流れる。数々の教会。街灯。頭の中に鳴り響くBGMは、これから 聴くことになるクラリネット五重奏だ。

コンサートルームからの眺めも最高だった。しばらくすると、初老の紳士が
「シーッ」
と言った。なんとこれが「本ベル」!最初の曲は、モーツァルトのフルート四重奏。
演奏も素晴らしいが何と言っても、ギスギスしていないのが良い。楽章の間で誰かが時計のアラームを鳴らしてしまった。 そのとき、なんとビオラ奏者がそのアラームの音楽を弾きはじめて、場内は大爆笑。みんなでしばらく拍手をしてから集中し直す・・・。


2曲目のあのクラリネット五重奏といい、シューマンの弦楽四重奏と言い、質の高い演奏で楽器の響きもよく大満足。 聴衆も曲をよく知っているようで、みんな演奏会を楽しんでいるようだった。


それにしてもなんという街だろう!街のあちこちに音楽が転がっている。各アーケードでは若いミュージシャンが 小アンサンブルを奏したりアリアを歌ったりしている。教会の鐘の音。ゲトライデ通りの雑踏。モーツァルテウムの練習室から聞こえてくる すざまじいピアノや超絶的なソプラノ。

夜のザルツブルクを妻と歩く。モーツァルトの生家のあるゲトライデ通りは夜も観光客でごった返す。
「必ずまた来よう!」
そう誓ってホテルに戻る。途中、何度も振り返って、モーツァルトの生家やホーエンザルツブルク城を脳味噌の引き出しにしまいこんだ。

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