←8/15  8月16日(シュタンベルク湖とミュンヘン)

大都市ミュンヘン

第4日目の今日は終日自由行動の日。
私たちはお昼過ぎまでを添乗員さんたちとシュタンベルク湖で過ごし、その後はミュンヘン観光をしました。 ミュンヘンはモーツァルトが何度も訪れている。パリやロンドンに行く際の通り道だったこともあるが、 ここミュンヘンはモーツァルトが失恋をした地で有名。

モーツァルトはウェーバー家のアロイジアという女性が好きだったが、彼はマンハイムで彼女にぞっこん になる。しかし、父レオポルドの言葉でマンハイムに長く滞在することができず彼はパリに向けて旅立つ。 しかし、パリで待っていたのは母アンナ・マリアの死・・・。悲しみの中、彼は帰路につく。そして、ミュンヘンの 歌劇場でプリマドンナとして活躍中のアロイジアに結婚を申し込もうと決心するのだが、あえなくふられてしまうのである。 モーツァルトは夢破れ、傷心のままザルツブルクへ帰っていくことになる。

そのミュンヘンは現在ドイツ第三の大都市。
古い建造物と高層ビル、ひしめく人々とショーウインドウ。とても華やかな街でした。


シュタンベルク湖まではSバーンで行きました。

ここで、ドイツの鉄道についてひとこと。
ドイツの大都市にはSバーンと呼ばれる国鉄とUバーンと呼ばれる地下鉄がある。切符は共通乗車券なので どちらにも乗ることができる。この共通乗車券は鉄道だけでなく、市電や市バスも利用できる。

おもしろいのは、「改札口」がないこと。切符を買ったら打刻機で打刻をして電車に乗り込む。滅多にないが ときたま車内改札があり、切符を持っていなかったり打刻をしていなかったりするとショック死するくらいの罰金を とられるとか(笑)。

ドイツには、これらの鉄道の他に、世界に誇れる高速道路「アウトバーン」がある。速度制限無制限のこの高速道路 はなんと全区間無料!!この高速道路、ヒトラーがたった一つおこなった「良い仕事」として知られている。


ミュンヘン中央駅

手前に3つ並んでいる青い機械が打刻機。料金はたしか一人17マルク。二人券がありこれだと 25マルクとお得。この切符で100キロ区間を自由に利用できる。




ルードヴィッヒUの遺体があがった場所。
十字架が立ち、その前でトップレスの二人が甲羅干しをしていました(^^)。
さて、電車に乗り込んで約30分。シュタンベルク湖は白鳥が優雅に泳ぐ、きれいな湖でした。 この日はヴァカンス中の日曜日だったのですが、たくさんの人はいましたが日本のように異常な混み具合 などは見られず、みんな休日を楽しんでいるようでした。こちらの人は、休日は綺麗なところで何もせずに のんびり過ごすのが普通だそうで、それに対して日本人のツアーは「神風ツアー」と呼ばれているそうです(^^;)。

湖にはたくさんのヨットが浮いていました。お金持ちは自分のヨットで、一日中体を焼いているそうです。 ヴァカンス明け、日焼けをしていないと「お前はヴァカンスに行けないほど貧乏なのか?」と馬鹿にされる だそうです(笑)。


ルードヴィッヒUの遺体があがった付近に、おとぎ話に出てくるような教会が建っていました。ヨーロッパには、 小さな街にも必ず一つは教会があります。そして15分ごとに鐘がなる。その荘重な響きはいつも心にズシリと 響きます。ヘミングウェイの「誰がために鐘は鳴る」を思い出したり・・・。

さて、この教会から少し歩いたあたりでお昼を食べました。メニューはビールとソーセージ(^^)。 ビールはぬるかったけれど、やっぱりおいしい。おいしいビールは温めてもおいしいのだそうです。


さて、昼食後ミュンヘンに戻り市内観光をしたのですが・・・。この日は日曜日。ヨーロッパに旅行したことの ある方は経験済みでしょう。ヨーロッパの人たちは日曜日は絶対に休むのです(笑)。飲食店はやっていますが、 お店はデパートだろうがお土産屋だろうが「CLOSED」!これには参りましたが、それと同時にとても感心しました。

お腹がすいていたのと、トイレにはいりたかったのでマクドナルドに入りました。
ドイツには近隣諸国から出稼ぎ労働者が来ています。ここのゴミ箱係とトイレ係も、どうやら出稼ぎ労働者でした。 トイレのおばさんはウーピーゴールドバーグに似た人。彼女が掃除をしている間、チップを受け取る係は彼女の 幼い娘。トイレに人が来るたびニコニコと愛想を振りまき、50ペニヒを皿の上に載せると「ダンケシェーン!ダンケシェーン!」 と飛び跳ねていました。

「子どもはなおもひとつの希望・・・子どもはなおもひとつの喜び」。ここでも谷川先生の詩が どこからか聞こえてきた気がしました。(引用は「子どもは・・・」谷川俊太郎)

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