うっちいの音楽箱!特別企画『もっと!MOZART』

青年時代〜 コロレド大司教B
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モーツァルト大波乱! 「おまえは乞食だ。ごろつきのろくでなしだな!」

大司教はモーツァルトに言う。モーツァルトも負けていない。

「大司教様は私に不満がおありなわけですね。」

ついにコロレド大司教とモーツァルトに決別の時がやってきた。宮廷音楽家はあくまでも使用人、 という考えのコロレド大司教、それに対するモーツァルトは、自分は当代一の音楽家であって、 もっと重用されるべきだ、と考えている。

「おまえは私を脅すつもりか!出てゆけ!!」
「はい、出ていきます。明日文書でちゃんと提出します。」


父の言葉も全く届かない。それどころか、大司教に許しを請うよう息子に説得をする父に対し、 モーツァルトは「最良のお父さんはどこへ行ってしまったのか?」と嘆く始末。 コロレドに仲介役をまかされていたアルコ伯爵もついに腹を立て、モーツァルトの尻を足蹴にした。 モーツァルトは、二度とザルツブルクの土を踏むものかと決心した。

「おれは天才音楽家なのだ。一人でどうにでもやっていけるさ!」

彼はウィーンに旅立つ。
ウィーンは寛大な心を持って、モーツァルトを大歓迎した。仕事が次から次に舞い込み、 モーツァルトは大いに自信を持つ。オペラ「後宮からの誘拐」も大成功! そして。。。

アロイジアの妹、コンスタンツェ・ウェーバーと恋に落ち、結婚するのである。 1782年、夏のことであった。

青年時代〜代表作とお薦めCD

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