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プロフィール

吉村 七重    十三絃箏、二十絃箏


* 従来の古典箏曲と共に1971年から新しい表現を求めて二十絃箏を手掛け日本を代表する演奏家として活躍。
この楽器のスペシャリストとして、独奏曲からオーケストラとの協奏曲まで多くの作曲家との共同作業を展開し100曲を超える作品を初演。
* 特に同年代の作曲家西村朗、吉松隆,他幅広い年代の作曲家の協力を得て1988年からはじめた委嘱作品によるリサイタル・シリーズは高い評価を受け、1992年文化庁芸術祭賞、‘93第三回出光音楽賞、’94第一回日本伝統文化振興賞、‘99中島健蔵音楽賞、等受賞 。2010年には第19回朝日現代音楽賞 と 平成21年度芸術選奨文部科学大臣賞をダブル受賞。2012年に平成24年春の褒章で紫綬褒章を受章。
(1972年古典箏曲五段砧で邦楽新人コンクール奨励賞、’79現代邦楽演奏コンクール第一位、’81大阪文化祭賞。)
*1986年国際交流基金他の助成による海外でのコンサート開始、以降現在に至るまでヨーロッパ、北、中、南アメリカ、アジア、中東諸国での音楽祭等にソリストとして招聘され、日本文化の紹介、国際交流におおきな貢献を果たしている。プラハの春音楽祭、ISCM世界作曲家会議、他の現代音楽祭、N.Yカーネギー・ホール100周年への出演、ゲヴァントハウス管200年祭などオーケストラとの共演も展開している。
*古典から現代まで多くのCDが「カメラータ・トウキョウ」他からリリースされており、2000年からはcelestial harmonies杜(U.S.)< The Art of KOTO Nanae Yoshimura >をVol.4まで発売。
*吉村七重箏研究所主宰「邦楽展 〜Koto Collection Today〜」では若手演奏家の育成と新作の開発に努め、成果をあげている。
「日本現代箏曲研究会」代表