支払いサイト

支払いサイトってご存知でしょうか?

会社員であってもお客様と価格交渉を行うようなマネージャクラスの人や営業さんなどはわかると思いますが、一般のプログラマーやSEにはあまりなじみのない言葉です。


簡単に説明すると

今月の労働に対する入金がいつあるか

というお約束を支払いサイトといいます。

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筆者は独立当初、この支払いサイトという感覚になかなかなじめませんでした。

ちょっとややこしいです。(´Д`;)


げげ!初入金までにも少し記述していますが、自営業者の場合はサラリーマンのように働いた月の給与がすぐに支払われるというわけではありません。

いつ支払われるかというと通常、締め後30日~60日後なんです。

締め?ハァ?

って感じでしょ?

筆者はいまだによく理解できていません。

というか、解析に時間がかかってしまいます。


締めというのはサラリーマンなどでも勤務表の締め日というのがあると思いますが、労働に対する対価を計算するための区切りの日という意味です。

締め日までを区切りとして、それまでの報酬を精算するんですね。

通常は月末締めというところが多いのですが、企業によってマチマチですので要注意です。


精算が済めば次は支払いなのですが、会社員と個人事業主との違いが現れるのがここからです。

サラリーマンの場合、締めから給与として現金化されるまでの期間は長くても25~30日程度ですし、給与の支払いは労働基準法という強力な呪符で守られています。


ところがフリーランスの場合は現金化されるまでの期間が早くても30日程度、長ければ60日も経たなければ入金されません。


しかも!代金回収の責任は自分自身にあります。


何がしかのサービスを受ければお金を払うのは当たり前。

だから報酬は当然、当たり前のように支払われるはずだ。

とお考えのあなた。。。甘いです


世の中、当然支払うべき報酬を平然としらばっくれる会社がなんと多いことか。

誠に嘆かわしいことです。


この辺の話は支払いサイトとは趣旨がずれてきますので、後日あらためるとして、要するに自身の労働が現金化されるまでにはかなりの期間を要するということです。


さて、この辺で支払いサイトについていくつかパターンをあげてご説明いたします。

支払いサイトが月末締め翌月末払いという場合、7月の労働に対する報酬が現金化されるのはいつでしょう?


正解は。。。

8月末日です。

つまり、7月31日までの労働を7月末日で締めて、8月(翌月)末日に支払うという意味になります。

これは比較的わかりやすい例ですね。


では、

支払いサイトが月末締め翌々月20日払いという場合、7月の労働に対する報酬が現金化されるのはいつでしょう?

正解は。。。

9月20日です。


更に複雑にして、

支払いサイトが15日締め翌々月10日払いという場合、7月の労働に対する報酬が現金化されるのはいつでしょう?

正解は。。。

9月10日です。


みなさんそろそろ疲れてきましたね?

追い討ちをかけるように最後の問題です。

これがスラッと解けるようになれば、もう一人前です。たぶん。


上記3つの例の中で一番支払いサイトが長いのはどれでしょう?

正解は。。。

3番です。


1番は30日、2番は50日、3番は55日となります。


理解できましたか?

ぜんぜんわからん

というあなた!ご安心ください。

筆者もわかっていません。

大体、この問題の回答も本当に正しいのかどうかさえ不安です。


というのはもちろん冗談ですが、一般的に支払いサイトは短いほどお得です。

なぜかというとキャッシュとして手元資金が潤沢にあれば余分な借り入れをしなくて済むからです。

手持ち資金が乏しいと、長い支払いサイトの為に生活資金をどこからか借り入れる必要も出てきたりします。


借り入れには必ず利息がかかります。

この利息がボディーブローのように効いてくるんですねぇ~。

だって、支払わなくても良い余計な支出が発生するということですから。

支払いサイトが長くなればなるほど、現金化されるまでの期間を過ごす資金が必要になってしまうんです。


契約の際にはこの支払いサイトという言葉が必ず出てきます。

契約の金額に目が奪われがちですが、支払いサイトも重要な条件の一つなのです。

契約書にハンコを押してしまう前に必ず支払いサイトを確認しましょう。