ラベンダーと納涼祭



玉原

 梅雨も明け、さわやかな青空が広がる7月下旬。パラグライダーで飛ぶにはちょっと風が強いと思われるある日、エリアから車で1時間程の距離にある玉原スキーパークでラベンダーが咲いているという情報が入りました。
 私はお昼寝の予定だったのですが、そのおかげで「ラベンダー」という言葉に弱いうちのクラブの女の子のアッシー君をするハメになりました...じゃなくてその栄誉にありつくことができました。

ラベンダー  ラベンダーというと北海道・富良野が有名ですね。私も富良野や美瑛が好きで、バイクで北海道を旅する時、必ず立ち寄る場所でした。
 ここのラベンダーは富良野のファーム富田から取り寄せたものだそうで、ラベンダーといってもいろいろな品種があるんだということもこの時初めて知りました。またラベンダーは多年草なので冬に雪が積もっても枯れることはなく、数mにも積もる雪の下でじっと春を待っているのだそうです。わたしゃ、ラベンダーって春に種を蒔いて育てて、冬には枯れてしまうものだとばかり思ってました。(無知識モード反省)

 スキー場があるような所ですから当然標高も高く、涼しくて爽やかな風が吹いてきます。日差しの強さの割りには快適に過ごすことができます。




浴衣  夜は恒例の納涼祭。焼きとうもろこし、枝豆、焼き鳥その他をつまみに、飲んで騒いで花火して、スイカ割りもしてしまおうという内容です。
 場所はいつもの通りスクール事務所。酩酊したらすぐ眠れる宿泊施設付きなので安心です。ここの標高は約600m。それほど高い場所にあるわけではありませんが、都会とは違い、夜はそれなりに気温が下がるのでとても過ごしやすくなります。

 女性陣は浴衣を着ての参加です。こりゃーいい!っつーことで酒も進みますね。(これじゃ、おやじモードだぁ(笑))
 職業、年齢、出身地は違っても、みんな共通の「空を飛ぶ」という趣味を持って集まってきています。楽しかったこと、苦しかったこと、失敗談そして自慢話など、話題はつきることがありません。

 この後は花火で盛り上がったり(こういう場には一瞬で終わってしまう打ち上げ大物系より、手持ち花火や線香花火なんかの方がいいみたいですね)、スイカ割り(目隠ししてスイカを割る人は女の子がいいでしょう。パワフルな男にやらせると一刀両断ではなく木っ端微塵にしてしまう危険があり、そーなると食べるのが面倒です。)なんぞをして幕を閉じたのでありました...。
(1997.7)
焼き鳥屋     シャボン玉




もどる