救急法の諸原則と迷信

5. 出血は押さえろ押さえろ




じゃあ続きだ。


5.出血は押さえろ押さえろ

 これは3のライスの焼き直しなんだけど、特に外に流れてている出血の事を指しているんだ。
外出血に対する処置は、とにかく押さえる。
 これ素朴で簡単だけど、とても有効なんだよ。

 又出血に対する処置で詳しく説明するけど、ハンカチとか清潔なタオルなんかで当て物を作って、それをギュッと当てる。
 これで殆どの出血には対応できるんだよ。

 拍出性出血って言って、動脈からビュンビュンと吹き出すような出血があるんだが、それでも小さい動脈だったら、この方法で充分対処できる。
 そうやって心臓よりも高い位置に傷口を持って行ければ、それだけで血圧が低くなるから益々有効だ。

ナニナニ?
ん?
そう、その通り!!

ライスの内のエレベーションとコンプレッションを併用しているわけだね。

理解が早い生徒さんで、サムソン嬉しい(;_;)


 ではでは、まだまだ続きますよ。
 チャオ!



ページ最終更新:1997/8


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