捻挫・打撲にはアイシング

1. 間違いだらけの捻挫治し?




 皆さんこんにちわ、サムソンおじさんだよ。(^_^)/

 今まで救急法の諸原則、迷信なんかを書いてきたが、今回からいよいよ救急法の具体的な事について書き込む事にしよう。
 予定では脱水症(日射病)と水の関わりについてだが、ちょっと予定を変更して捻挫・打撲について書き込んでみる事にする。


 皆は、安全管理の法則的な事で、一つの重大事故の陰にはウン十、ウン百の中事故があり、その一つの中事故の陰にはウン十、ウン百の軽い事故があるんだって話、聞いたことあるでしょう。

 この事はパラにだって全く同じ事が言えるんだな。
 一件の重大墜落事故の陰には、何件、何十件もの軽い墜落があって、その陰には何百件もの捻挫とか打撲があるのは間違いがない。

 さて、この皆さんお馴染みの捻挫・打撲、どうやって手当てしているかい?
サムソンおじさんがこれから当ててみようか?

  1. グキッ、いた〜〜い(;_;)
  2. 痛い、痛いと大騒ぎする。次第に楽になってくるので、止めたほうがいいよという仲間の忠告を振り切って飛ぶ。
  3. まずまず楽しく終わって家に帰り、ゆっくりとお風呂に入る。(^^)
    ビールもおいし〜い! (^ρ^) ジュルジュルー
  4. 朝起きてびっくり、足がポンポンに腫れている。
  5. でもパラで怪我したとは言いにくいから(^^;;; 会社は休まない。せめて残業は断って病院に痛い足を引きずる。
  6. 先生が「おや、捻挫しましたね。」とレントゲンを撮る。「あ、骨には異常ありませんね、湿布を出しておきますから。」と軽く終わる。 これでおしまい。
  7. あ〜〜あ、ついてねえなあとボヤキながら「でも良かったじゃん、骨にイッテなくて」と優しい彼女に慰めて貰いながら、二人で美味しくビールを頂く。
  8. その後は・・ (^ρ^) ジュルルー し〜〜らない。(^^;;;
 どうだい? あったり〜〜だろう?

 実を言うとね、この流れはおっきな間違いだらけなんだ。
そう「間違いだらけの捻挫治し」っつうわけだな。


 次の書き込みから一つ一つ丁寧にその間違いを、ちゃんと根拠をもって説明してゆくね。それまで捻挫しないようにね!


それじゃ、チャオ (^^)/



ページ最終更新:1997/11


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