空撮テク(3) 有線リモコンについて



有線リモコン装着図  カメラ手持ち以外での撮影では、当然何らかの遠隔操作でシャッターを切る必要があります。AF一眼カメラの場合、最も簡単確実なのがケーブルを接続して電気的にシャッターを切る方法です。
 そこで大したテクじゃあないですが、今回はその有線リモコン(ケーブルスイッチ)を服の中を通して袖口から出し、手元に持ってきた時にどうやって保持しておくかという話です。

 撮影している時は別として、離陸・着陸する時にこのリモコンが手元でブラブラしているととっても邪魔です。そこで私は写真のように手首にベルクロ(メス側)を巻き、そこにリモコン(オス側のベルクロを両面テープで貼り付けておく)をくっつける方法を採っています。
 使わない時は手首にペタッとくっつけておき、写真を撮る段になったらベリッと剥がして握ればいいだけ。実に単純です。

 以上.....うーん、取りたてて紹介する程の事じゃないような...
 ところでこのリモコン、各カメラメーカーから別売りされている物を買うだけなのですが、物によってはケーブル部の長さが足りなかったりします。実際私も、例えば足にカメラを付けて手元までフライトスーツの中を這わせてくるのに1m程足りなかったりしたので、同じような太さ・芯数のケーブルを買ってきて途中で継ぎ足しました。この場合、純正の延長ケーブルを使わずに「改造」するわけですから、万一リモコンが壊れた場合の保証は効きません。念のため...
 (1997.10)



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