太陽を背にして飛ぶ、パラグライダー。 強烈な陽の光に近い場所で飛んでも、翼が溶けてしまうことはありません。 現代のイカロスは強靭な布で出来た翼で、大空へと羽ばたきます。 この写真は地上から、ランディングアプローチ(着陸進入経路)に入ったパラグライダーを見上げたものです。友人の小林秀喜氏が操縦するその翼が、太陽を通過する瞬間を狙って撮影しました。 パラグライダーの作る影が通り過ぎたとき、太陽の強い光の影響によりカメラはレンズを通る光の量を制限し、青空は夜のように暗く写ります。 目次へもどる 次へ