- この日は天気が良く、午前中から穏やかなサーマルが発生していました。私は南風が吹き込んできたタイミングを捉えて、テイクオフしました。
- しばらく飛んだ後に下降気流帯にハマり苦しんでいると、サーマルで上昇を始めている友人の機体が目に入りました。 すかさず彼の飛んでいる空域に向かうと、ありました。翼を空高く運び上げてくれるサーマルです。 有り難く頂戴させてもらうことにして、早速センタリング(サーマル空域にとどまるために連続した360度旋回を行なうこと)を始めます。
- ひとつのサーマルの中にも上昇する気流の強い場所と、そうでない場所があります。 当然、なるべく上昇率の良い空域にいた方が効率良く高度を稼げます。 その空域を捉らえ続けるために、なるべく回転半径の小さい旋回が必要となります。
- この写真では その急旋回の臨場感を出すために、遅いシャッタースピードで地面をブラしてみました。
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