上昇気流を掴もう







Panasonic LUMIX GF-1, G FISHEYE 8mm F3.5
2010/11/27, 1/250 F5.6 ISO100, JPEG




  • サーマル、つまり上昇する暖かい空気の塊は平地からも発生しますが、山の近くで出会うことが多いです。なぜかというと、地面近くに澱んでいた暖かい空気の塊が、山の斜面を吹き上がる風に押されるのをきっかけとして地面を離れ、上昇を始めるからです。
  • この日も山の近くを飛びながら、その上昇気流を探していました。やがて翼が持ち上げられるのを感じ、見えないその空気の中に入ったことがわかります。さっそく上昇気流帯から出てしまわないよう、グルグルと連続した360度旋回を始めます。
  • このとき急旋回させてしまうと高度ロスが大きいし、逆に緩すぎる旋回だと上昇気流帯から抜け出してしまうばかりか、近くにある山に突っ込んでしまう危険性もあります。
  • 周囲を観察し、翼の動きを慎重に感じながら、より高い空を目指します。



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