GoPro HERO5 Black で静止画を撮る





 HERO5 Sessionの画質がどうも いま一つなので、HERO5 Blackに買い換えました。特に前回書いたノイジーな描画が問題でした。非常にコンパクトなのは魅力だし、それも性能の一部なのですが、肝心の写りをおざなりにはできません。(個人の感想です)

HERO5 Sessionのイメージセンサーの大きさは公開されてないので不明ですが、前モデルのHERO4 Session(現行のHERO Session)が1/3.2インチ型(4.5×3.4mm)だったことから、恐らく同じではないかと勝手に決め付けると、少し大きい1/2.3インチ型(6.2×4.6mm)のイメージセンサーを使用するHERO4 Silverや HERO5 Blackよりは、ノイズやダイナミックレンジ面で弱いことは納得です。(1/3.2インチも 1/2.3インチも五十歩百歩な感じもしますが、撮影結果に差があるのは確かです。)

 ということで今回はHERO5 Black と HERO4 Silverとの比較です。本来はHERO5 Sessionと比較すべきかもしれませんが、既に手元にないのでご容赦下さい。



 個人的に現在一番使う機会の多い、ビデオ+写真モードでビデオを1080p、写真インターバルを最短の5sにした場合の静止画を比較してみます。ファイルサイズはそれぞれ2.1〜2.4MB程度。どんより曇った日で、昼間ですが光量少なめ。前回気になった、ノイジーさをチェックするには良い条件と言えます。
 両者とも静止画の最大画素数は1200万画素(12MP)ですが、このモードだと16:9の3840×2160ピクセルになりますので、画素数は829万画素になります。

 ざっと見てみると、両者ともあまり変わりはないようです。問題のシャドウ部のノイジー感についても、違いがわからない程度。
 静止画に関しては、HERO4 → HERO5 になって劇的に向上したわけではなさそうですが、元々HERO4 Silverはまあまあの静止画画質だったので、HERO5 Blackも同程度以上は期待できそうです。




ページ最終更新:2017/4

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