GoPro HERO5 Session で静止画を撮る




 GoPro HERO5 Sessionで撮った静止画を見ると、Hero4 Silverに比べてノイジーなような気がします。単に気のせいなのか、それとも設定で何か変わるのか、比べてみることにしました。


 まずHero4 Silverのビデオ+写真モードで撮影した静止画です。動画の解像度は1080p(16:9)を選択。静止画は自動的に829万画素相当の3840×2160(16:9)になります。この写真の場合ファイルサイズは2.7MBです。こうやって見てみると、Hero4 Silverのjpegはコントラスト・彩度高めですね。



 そして下がHERO5 Sessionのビデオ+写真モードです。動画は16:9の720pと1080pで、この場合 静止画は自動的に900万画素相当の4000×2250(16:9)になります。



 ファイルサイズは2つとも2.3MB。見た感じ、とりあえずビデオ+写真モードでビデオを1080pにしても720pにしても、静止画の差はないようです。
 一方、Hero4 Silverとは違いが見受けられます。まずjpegの彩度・コントラストが低め。これは後でレタッチできるので良しとしても、心配していたノイジー感・ザラザラ感はやっぱりHero4 Silverよりちょっと多めです。それにSessionはゴースト・フレアが出やすいようにも感じます。この差をどう感じるかですね。
 木の枝など細かいものの解像感については、似たようなものかな。小さいボディなりに、頑張ってはいる感じです。



 そしてHERO5 Sessionのビデオ+写真モードではなく静止画のみ、タイムラプスモードが上の写真です。設定は最大画角になる「10MP 広角」です。サイズはビデオ+写真とは少し違って、1000万画素相当の3648×2736(4:3)になります。ファイルサイズは2.4MB。アスペクト比が異なりますが、ビデオ+写真モードとの画質の差はないようです。




 では実際にハンググライダーの空撮で静止画を撮った時の比較です。上がHERO5 Session、下がHero4 Silverです。
 本来、比較するためには同じ被写体を同じアングルで同時に撮影すべきですが、空撮ではなかなか難しいので違うアングルです。なるべく同じような光の当たり方のものを選んでみました。
 見ての通り、HERO5 SessionはHero4 Silverに比べ、シャドウ部のノイズが多めです。これは拡大しなくても分かるレベルのもので、ここにはありませんが動画も、ノイズ感が多めに感じられます。ウーム、空撮写真でザラザラ感というのは避けたいところですが…



ページ最終更新:2017/4

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