手袋修理

手袋


 皆さんがフライトする時は当然、手袋をすると思います。私も夏用の薄いもの・冬用のネオプレン素材を使った厚めのもの・その中間の春秋用と3種類を使っていますが、いずれも掌側は滑り止めのためにゴム系の素材でコーティングされているものを選んでいます。

 しかし特にVGを引く右のグローブはすぐ痛んで、滑り止めの素材が剥がれ、手袋自体も破けてきます。別に高いものではない(夏用のなんて198円だし)ので買い換えても良いのですが、馴染んだ手袋はなるべく長く愛用したいものです。

 そこで修理です。
 破けた部分は針と糸で縫い直せば良いのですが、問題は滑り止めのコーティングです。剥がれたままだとアップライトを持つ手が滑ります。
 どうしたものかと常々思っていたのですが、足尾・板敷で活躍するコンペティター・K高さんに良い方法を教わったので紹介します。

 それは写真のように、靴底補修剤を塗り付ける方法です。ハーネスの尻尾の補強に使っている人もいると思いますが、靴底補修剤は意外と丈夫で、しかも(靴底に使うという目的からして当たり前ですが)滑り止め効果も優れています。
 ハーネスの尻尾に塗る時は厚め塗りですが、手袋に使う場合、あまり厚く塗ると柔軟性が悪化しますので、薄く塗り伸ばすようにすると良いと思います。
 この手の補修剤は硬化に時間がかかるのが難点ですが、薄く塗った場合は数時間でほぼ固まる感じです。




ページ最終更新:2016/4

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