１．ブレークコードの絡み
気持ち良く空に向かってテイクオフ！ そしてターンをしようとブレークコードを引く。そしてその時気付く、「あれ、ブレークが引けない！」
原因のほとんどがブレークコードがライザー周りに1回転しているなどの絡みによるものです。だいたいが空中で直せる程度の簡単な絡みだと思いますが、テイクオフ直後の一番操作に気をつけなくてはいけない時に片側とはいえコントロールが失われるのはまずいです。例えばテイクオフ直後風に流され左の林に吸い込まれるように飛んで行く、しかし右のブレークが絡んでいて引けない！こんな時などは絡みを直すヒマもなくツリーランしてしまうでしょう。
ただリアライザーを掴んで引くことにより多少のコントロールが効きますので普段からそういった事態に備えて練習しておくのも重要かと思います。しかし当たり前ですが根本的に絡ませないような準備の仕方や慎重なプレフライトチェックの方が大切です。私の場合は機体が立ち上がった時を想定してライザーをピンと伸ばしてからブレークのトグルをライザーから外して握るようにしてます。また、これはなかなか完全には実行できないのですが、
なんかも心掛けるようにしてます。テイクオフ前の慌ただしく、緊張している時にこれらを実行するのは結構大変だったりしますが（苦笑）。皆さんはどうしてますか？
- テイクオフ前、第３者にハーネスのチェック等も含めざっと点検してもらう。
- 機体を立ち上げたらテイクオフする前にブレークをバンとひとはたきして、ちゃんと引けるか確認する。
ページ最終更新：1997/5
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