「『律法の書に書いてある、すべてのことを堅く守って実行しなければ、だれでもみな、のろわれる。』ところが、律法によって神の前に義と認められる者はだれもいない。」(ガラテヤ3:10、11)
「律法を行なうことによっては、だれひとり神の前に義と認められない。」(ローマ3:20)
「義人はいない。ひとりもいない。」(ローマ3:10)
人は生まれつき罪深い性質を持っています。そして、この罪深い性質が常に働いています。またこの罪の力は、私たちの意志の力よりもはるかに強いのです。だから人間は、だれひとり罪のない生活をすることができません。人が正しい人間になろうと努力することによって救われようとするならば、何百年努力しても、救われることは不可能です。
神は「すべての者は罪を犯した。」と語っておられます。あなたの考えはまじめに聞こえるけれど、誤っています。人間がどんなに努力しても、神の前に正しい者になれない罪人であることを認めなければなりません。