神は聖なる方であり、正義の擁護者です。神の正義に逆らい、神の聖さを汚す罪を神が罰することは当然です。

 もし、神の存在を無視し、神を神とも思わぬ者の考えを、神が認め、また許すとしたら、神自身が神の存在を否定したことになります。そんなことはあり得ません。神が神である以上、神の存在と主権とをはっきりと認めさせるはずです。

 地上で生きている間、神と断絶状態にあった人間は、肉体の死後も、たましいは神に対して永遠に断絶状態で存在します。

 義なる神は罪に対して怒っておられます。罪人が罪のさばきを受ける場所が、地獄です。

「昔の人々に、『人を殺してはならない。人を殺す者はさばきを受けなければならない。』と言われたのを、あなたがたは聞いています。しかし、わたしはあなたがたに言います。兄弟に向かって腹を立てる者は、だれでもさばきを受けなければなりません。兄弟に向かって『能なし。』と言うような者は、最高議会に引き渡されます。また、『ばか者。』と言うような者は燃えるゲヘナに投げ込まれます。」マタイの福音書5章21〜22節

 「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」ヘブル人への手紙9章27節

 あなたは自分が必ず死ななければならない運命を背負っていることを忘れてはなりません。次に、あなたも罪を犯したことがあるのですから、地獄があるなら、その中に陥らなければならない者であることを忘れてはなりません。あなたが地獄がないと思っても、また地獄があって欲しくなくても、あなたの思いと願いとは関係なしに、

地獄は実在します。

 あなたは地獄の実在を信じますか。

はい。信じます。

いいえ。信じません。