『聖霊の第三の波(カリスマ運動)』とは何か?

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参考文献

カリスマ運動(聖霊の第三の波など)関連リンク (参考資料)「推薦のことば (日本イエス・キリスト教団 教職者の見解)

このたび私どもの敬愛する高木慶太牧師また共著者テモテ・シスク師が、今日日本のキリスト教に大きな動揺を与えている「カの伝道」とか「第三の波」運動について、たいへん明瞭かつ確実にその問題点を指摘し、キリスト教は何が中心であり、何が福音であり、何が宣教の働きであるかを書いておられることに、感服しました。

日本の福音的キリスト教会は、「聖書を誤りのない神のことば」と信じ、聖書信仰の上に立って、宣教に進んでいたのに、その一部がいつのまにか「しるし」や「奇蹟」を求めて、「神の御子が人となり、十字架につき、贖罪をなさり、死より復活し、永遠の贖罪を成し遂げられた」という最も大切なものをぼやかし、「霊魂の救い、罪の赦し、内心の聖化、聖霊の満たし、永遠のいのち」という最も重要な福音の恩寵を軽視するようになっていることに、深い悲しみを感じ、憤りをさえ覚えていました。この著書は、福音を逸脱し、純正なキリスト教を湾曲している人々への大きな警告であり挑戦であると思います。

格別、私は、この「第三の波」とか「しるしと不思議」を高調される人々、しかもそれが「キリスト教会のリバイバルである」と主張される方々に、真のキリストの福音の理解、すなわち神がひとり子を賜ったご愛とご目的、キリストが十字架にその贖罪をなさったご目的を明確に理解し、信じ、この福音の宣教に生きていただきたいと願っています。また、明確なものを把握せず迷い、真の福音を獲得しておられない人々に、一日も早く、純正な聖書信仰と、確実にして永遠に不動な恵みと真理の上に立つ祝福の道を知っていただきたいと願っています。

本書はまことに時機に適した好著であると信じ、あえてクリスチャンの一読、再読をおすすめします。