日本850hpa風・相当温位12・24・36・48時間予想図 (FXJP854)
850hpaの等相当温位線:300kを基準に、3℃毎に実線で、15℃毎に太い実線で表示
相当温位値は6℃毎に
850hpaの風向・風速:矢羽根で約100H格子間隔で表示
(矢羽根:短い→5kt、長い→10kt、ペナント(旗)→50kt)

水蒸気量の違いも表現できる相当温位によって、前線の位置を特定
●相当温位の集中帯をみる。(異なった性質を持った空気塊がぶつかりあっている)
集中帯の南側に前線が対応している場合が多い

●集中帯におけるリッジの度合いをみること、および低気圧性循環の風向から低気圧を探す
●相当温位集中帯と風より顕著な暖湿気移流、乾燥寒気移流の領域をチェックする

●特定の相当温位線に着目する。冬季相当温位線282〜279K以下なら乾燥寒気が、
夏季340K以上なら顕著な暖湿気が流入している

●風向分布より収束線をさがす。収束線付近に局地前線が現れメソ擾乱が発達する場合がある
相当温位の極大域に着目する。
高相当温位の突っ込みにも注意を払う。特に40Ktの南よりの風の領域(湿舌)では大雨に注意

「温位」………空気を断熱的に圧力を1000hpaまで変化させた時の温度。
「相当温位」…飽和している空気塊を断熱上昇させ、含んでいた水蒸気をすべて凝結させ潜熱を
すべて放出させる→その潜熱の全てが、乾燥空気の温度上昇のために使われたとして、
今度は乾燥断熱的に1000hPaまで持ってきたときの温度

投影法:(TBN) 標準緯線:(TBN) 縮尺:(TBN)
日本時間09/21時に客観解析された結果を基に、数値計算された12,24,36,48時間後の予想
HBC 北海道放送(PDF file)
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