極東850hpa気温 風:700hpa上昇流 + 極東500hpa気温:700hpa湿数72時間予想図 (FXFE577)
☆極東500hpa気温、700hpa湿数72時間予想図(上の図)
500hPa
等温線(実線):0℃を基準に3℃毎に太い実線
700hpa面の湿数の等値線:湿数を6℃毎に細い実線。3℃未満の湿域には縦縞模様
・湿数3℃以下の湿域(網かけしてある)を青で、湿数18℃以上の乾燥域を赤で塗る
・代表的な気温の線(例:雪をもたらす-36℃線)を赤でなぞる。
・同じ時間に対応する地上天気図の、低気圧の中心と同じ位置に赤でx印、高気圧の中心と同じ位置に
青でx印を記入する


●700hPaの湿数は中・下層雲域(悪天)の目安になる
●青で塗られた部分は雲や雨域、赤で塗られた部分は晴れと見ることができる

閉じた等温線を持った寒気(C)は、大気不安定で、局地的な降水に注意
500hpa、上空約5300m付近の気温から寒気の動きやその強さを予想して、雷や突風、雹など
 の不安定現象や大雪、冷え込みの目安に

☆極東850hpa気温・風、700hpa上昇流72時間予想図(下の図)
850hpa面の等温線:0℃線を基準にして3℃毎に850hPaの等温線を実線で表示
気温値は6℃毎。寒気中心にC、暖気中心にWを表示
850hpa面の風:風向・風速を約300Km格子間隔に表示
700hpa面の鉛直流の等値:鉛直流0の等値線を実線、20hPa/時間隔に波線で 表示
上昇流域には縦縞、極値には−を表示
下降流域の極値付近には、+をつけて数値表示
・鉛直流-20hPa/h以下の上昇流域を赤、+20hPa/h以上の下降流域を青で塗る
・風の矢羽から、青色で風の流線を描く
・同じ時間に対応する地上天気図の、低気圧の中心と同じ位置に赤でx印、高気圧の中心と同じ位置に
青でx印を記入する
・850hPa等温線の混んでいる領域・風のシアー、帯状の上昇流域、700hPa湿域から前線を解析し、
赤線で記入する
・代表的な気温の線(例:雪をもたらす-6℃線)を赤でなぞる


暖気移流域と上昇流・500hPa正渦度域との対応があるか
(低気圧の前面で暖気が上昇し、後面で寒気が下降すると、低気圧は発達する)
●風の風向・風速(850hPaの強風は、下層ジェットの存在を示すことがある)
●前線の位置の把握。梅雨前線の場合は、温度差より水蒸気量の差が大きいので、相当温位図
(FXJP854)から前線解析を行うのがよい

850hPa、つまり上空1300~1500m付近の気温により、雨か雪かの判断の目安
(−6℃以下の領域では、雪の可能性が高い)
●700hpaの鉛直流からは地上低気圧との対応を解析
(縦縞模様のエリアでは上昇気流が起こりやすく、雲も出来やすい)


投影法:(TBN) 標準緯線:(TBN) 縮尺:(TBN)
日本時間09/21時のデータを初期値にして数値計算された領域モデルの7
2時間後の予想
HBC 北海道放送(PDF file)
HBC 北海道放送(JPEG file)
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