諏訪之瀬島情報


南日本新聞 平成13年5月13日より

噴煙1000b、依然活動活発諏訪之瀬島
 

 活発な噴煙活動を続けている十島村諏訪之瀬島の御岳(おたけ)は十二日、約千bの高さまで噴煙を上げた。 調査した鹿児島県消防防災ヘリがとらえた。


 同日午前、ヘリで現地に向かった鹿児島地方気 象台職員らが同十時十分 から約二十分間、上空か ら調査。同乗した京都大 学防災研究所付属火山活 動研究センターの井口正 人助教授によると、昨年 十二月十九日に噴煙が確 認された新火口(御岳火 口東側斜面上側)から灰 白色の噴煙を上げているのを確認した。


 調査時は比較的活動が 穏やかで、噴煙の高さは 火口から七百−千bほど だったという。 同村役場は十一日午後 七時ごろ、噴石が上がっ ているのを確認。島内の 集落では多量の降灰を観 測しているという。同日、 平島小中学校諏訪之瀬島 分校の福本淳一教諭は、 「授業中、ザーツという 音がしたので雨かな、と 外を見ると、木の葉に灰 が降る音だった。子供た ちもこんなのは初めてと 驚いていた」と話した。


 同村役場は昨年末から 火口の半径二`以内を立 ち入り禁止にし、島民に 注意を呼び掛けている。 同気象台によると、噴火 に伴う火山性微動が断続 的に発生しているが、十 二日正午現在、島内では 有感地震はない。

※ネリヤ★カナヤのコンサート大丈夫だったかな?今日は船出るかな?台風1号の余波の影響は・・・・


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