Tuba Concerto
Tubaコンチェルトは、はっきり言ってV.ウィリアムス以外はほとんど知りません...。
でっ、もちろん最初にご紹介するのはV.ウィリアムスのTuba
Concertoです。
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作曲者名 | EMI 5 66543 2 |
R.VAUGHAN WILLIAMS | ||
ソリスト | 指揮者/オーケストラ | |
Philip Catalinet | Sir. John Barbirolli / London Symphony Orchestra | |
その他の曲目 | R.V.Williams:Oboe Concerto(solo Evelyn
Rothwell), Sinfonia antartica, The Wasps , Fantasia on 'Greensleeves', Five Variats of 'Dives and Lazarus' E.Elgar: Introduction and Allegro, Serenade in E minor, |
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このコンチェルトはV.ウィリアムスがロンドン響の当時首席Tuba奏者であったCatalinetのために書いた曲で、初演は1954年6月13日、初演の指揮者、オケ、ソリストはこの録音と同一。 この録音は初演の翌日キングスウェイホールで行われています。 初演を再現しているという意味ではとても貴重な演奏だと思います。 演奏は...約50年前ならこんなもんかな?という感じです。(失礼な!) この曲の1楽章のカデンッツアの最高音は当時演奏不可能という事で楽譜から削除されていて、もちろんこの演奏も最高音はカットされたものです。(もちろんこのカットはV.ウィリアムスも了承しての事) 古きよき時代が偲ばれる1枚です。(このCDは2枚組みでこれを聴くためだけに買うのはちょっと辛いかなぁ) |
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作曲者名 | BIS CD-802 |
Vagn Holmboe | ||
ソリスト | 指揮者/オーケストラ | |
Jens
Bjorn-Larsen (Tuba) [Hakan Hardenberger (Trp)] [Christian Lindberg (Trb)] |
Owain Arwel Hughes/ Aalborg Symphony Orchestra | |
曲目 | Concert No.11 Op.44 for trumpet and orchestra, Concert No.12 Op.52 for trombone and orchestra, Concert for Tuba and Orchestra Op.127, Intermezzo concertante Op.171 for tuba and orchestra | |
このCDはHolmboe氏の金管楽器のためのコンチェルトを集めたもので、ソリストもめっちゃいいです。 さすがBISという感じです。 Holmboe氏については私はぜんぜん知りませんでした。氏は20世紀のデンマークを代表する作曲家で13もの交響曲を書いているようです。(残念ながら私は聴いたことがありません) Tuba協奏曲の方はJ.V.Arnsted氏の為に書かれたもので、単一楽章の構成で重音奏法などもあり難しそう。 この演奏ではLarsen氏がHolmboe氏の了承の元にカデンツアと重音奏法の一部を初版とは変更しているそうです。 もう一曲の協奏的間奏曲はM.Lind氏の為に書かれた曲でのどかな感じの曲です。 他のコンチェルトも非常に面白いし、ソリストがいい。 是非聴いてみてください。 ちなみにLarsen氏の使用楽器はB&SのF管、MPはコーンのヘルバーグとの事です。 またLarsen氏は1987年からデンマーク国立放送響(DNRSO)の首席Tubaだそうです。 |
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作曲者名 | Rondo RCD 8331 |
Rolf Wilhelm | ||
ソリスト | 指揮者/オーケストラ | |
Jens Bjorn-Larsen (Tuba) | Jorgen Jensen/ DANISH CONCERT BAND | |
その他の曲目 | L.Kayser:KONG KRISTIAN STOD, E.Norby:CANZONI A BALLO, C.Saint-Saens:MORCEAU DE CONCERT, J.S.Bach:O MENSCH,BEWEIN' DEIN'SUNDE GROSS, J.B.Chance:INCANTATION AND DANCE, L.Bernstein:SYMPHONIC DANCE MUSIC from West Side Story | |
CDの2曲目にWilhelm氏のTuba協奏曲が入っています。 曲は3つの楽章に分かれていて1,3楽章はとても軽快なリズミカルな曲です。2楽章はとてもリリックな楽章でソロが唄っています。 この曲はもともとコンサートバンドとTubaの為に書かれたコンチェルトでデンマークのTubaコンクールのために作られた曲だということです。 その1985年のコンクールの優勝者がLarsen氏だそうです。使用楽器等は不明です。 |